2017年6月16日金曜日

母親も救われて欲しいと願っています



愛着の問題に着手するということは、

母親(養育者)と自分の関係を、お勉強し直すようなものです。

人によっては苦い思い出を、掘り返すような思いがするかもしれません。


母親(養育者)の未熟さを、見つけてしまうことがよくあります。

責めても何も生まれません。

すべての事に、時間がかかっても、

清濁を併せ持ち浄化することを目的とします。


気をつけて観察して欲しいのですが、

母親(養育者)も、愛着形成の問題を抱えている場合が多い。

愛着不安定型(不安、回避、両価・抵抗、混乱)4つのどれかに相当する。

家族伝搬しているケースが本当に多いのね。

親も、養育者との問題を解決せずに引きづったままの「未解決型」なのよ。



今日は、現在育児中で困難な状態にある方に、メッセージです(*'ω'*)

見落としがちな問題が隠れている場合があります。

自分の親に、

・育児の仕方が悪い

・なんでうちの孫はこうなの

・こうしたほうがいいわよ、ああしたほうがいいわよ

と、よく言われていることがあるの。

(凹んじゃうわよね)


貴方の親が、

①境界性パーソナリテイ傾向で、気分の変動が激しい、過剰反応、二面性

②自己愛性パーソナリテイ傾向で、独善独裁的な考えや環境

③強迫性パーソナリテイ傾向で、規範やルールが厳しい管理・束縛・監視環境

ではないですか?

②と③は、一見不安定型そうに映らないのよね・・・・"(-""-)"

ですが①②③すべて、子どもが親の精神安定剤代わりの関係になっています。


心理的不安材料の中に、

子育てではなくて、

子育てをどのように親に評価されるかが、

気になって仕方がない状態だったりするのよね。

母子カプセル化、癒着化、アクセサリー化に振り回されてはいけませんよ。

相手の依存性、境界性、未熟な自己愛性、強迫性観念は、スルーしましょう。

眼を持ち、自分のパーソナリティの成熟や愛着の再形成に集中しましょう。


援助として、気軽に受け止めるだけ。

受け容れることと、受け止めることは別物です(*^^)v

自分のモノとして、アドバイスを受け容れるかは選んでいいのよ。

必要なモノだけを取り入れるようにしましょうね。

こんな小さな積み重ねが、本物の母親の貫禄に繋がっていきます♡


ちなみに、古臭い慣習を伝搬させると、

「親か、それとも祖父母の意見を優先するか」の板挟みを作ります。

「どちらを取ったらいいの!?」と、子が悩む環境を作ってしまいます。

ダブルバインド下に長く置かれ続けると、

子どもの思考回路に多大なストレスがかかります。

統合失調症になる可能性もあります。

親としての自覚&自分軸を作るチャンスと思って、ここは構え直ししてくださいませね。


落ち着いて自分の子の育児に努めましょう。

また育児は、未熟なパーソナリティを成熟させるチャンスでもあるのよ~

だって沢山の経験を積み重ねて、自分を知るんですからね(*^^)v

愛するとは何かを学ぶチャンス。

自分の心も癒していけるのね。


また、祖父母との関係を気にするよりも、実子との関係に集中していくことで、

最終的に祖父母の未熟なパーソナリテイ傾向や愛着の不安定型に、

メスが入ることがあるのね。

子世帯の育児が祖父母たちの育児と比べて、全然スムーズであることに、

後になって気づくってことが起きるのよ♪

ひ孫を持つような年齢になって、

やっと自分たちの心の問題に向き合うチャンスがくるってわけ。

これ、よくあるんですよ~~

うちのサロンは、3代目の風雲児の役を果たして、

家族伝搬を自分の代で終わらせちゃう人が多いってことなのよ。








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