2017年6月25日日曜日

子どもであって大人のような統制型を知る

無秩序な環境に置かれた子どもは、

自分の安全を保つために、知恵を持ちます。

無秩序だから、秩序を生み出す力が芽生える。

親を管理する統制型が生まれます。

早い子で5.6歳。

親のご機嫌を取れるようになってしまうのね。

混乱型がさらに進行すると、統制型になると思ってください。

マイナス要因は、

①人見知りが多く、不安が強い。

②誰それ構わず愛想を振りまいて関心を寄せさせる。

③横暴で暴力的な行動を繰り返して、親を管理下に置く。


大人になると、

①は、打ち解けるまでに時間がかかります。

異常な警戒心がそこにはあります。

親の面影に縛られているために、他者と容易にコミュニケーションが出来ません。

感情表現がぎこちない。

これが潜在意識に陣取っています。


②は、相手の喜ぶことを予測し、先回りして行動することが得意になる(対人操作)。

また、後々世話好きで面倒見がイイ、相談役に回る人になる。

相手の欲求にNOと言えず、隷従する羽目になる。

また、人がイイことに付け込まれて、利用されることも。

共依存症や依存性パーソナリテイ傾向に至る。

統制型の一つである、過剰な懐柔型になります。


③は、①と②を努力してやり続けたにもかかわらず、

突飛な現状を叩き付けられたり、

理解がなされなかった場合に、反抗・挑発・衝動的な行動になる。

過剰な感情表現や、怒りの流出。

統制型のもう一つは、敵対的行動や反抗が一番多く見られる。懲罰型です。

反抗挑戦性障害に向かっていきます。最終的には行動障害になることも。

その後、不適切な自分自身にドロップアウトする時間が、頻繁に必要になる。

解離状態になる。

知能指数が高くとも、

感情をコントロールすることが出来ない。

ゼロか100かレベル。

子どものように退行してしまう。

境界性パーソナリテイ傾向を経て、

回避依存症、妄想性パーソナリティ、自己愛性パーソナリティ傾向に至る。


結局、敵対的行動は、

・安全感を脅かされたために、親から自分の身を守る手立て

・親から気分変動や衝動や攻撃性を学んで吸収していた

ことになります。

子は親の鏡。。。。

親と同様そっくりになる。

青年期以降、境界性パーソナリテイ障害を持ってしまう可能性が大。

この統制性懲罰型は、後程また取り上げますね(*^^)v

反抗期だけではすまされない、複雑な心情から生まれたパーソナリティなので、

回復レッスンがまた違ってくるんですよ。



メンタルヘルスは、ご本人の自力回復力が問われます。

私達は、あくまでもそのきっかけづくりにすぎない。

自分のパーソナリテイについて深く触れ、

心の傷を癒そうと本気で思えたときにしか、

風穴は開かない。

最終的にはご本人の意志にかかっているの。


人生のどこかで、パーソナリテイの情報に触れることが出来る人は、

運が味方をしている人だと、個人的に思います。







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