2017年10月18日水曜日

それぞれの恋の恍惚感


今日は、恋の恍惚感「のぼせ上がり期」のメカニズムについて。

ラブアトラクションへの入り口。


ユングは、アニマを「生命を強化するための誘い」と、定義しています。

男性にとっては、

今世を生きるに値する唯一の源を得る感じ。

アニマは、神秘であり、魅惑的であり、不思議で捉えようのないエネルギーだと。

情緒的な女性に投影されるのが一般的ですって。


アニマに相応しい女性に出会えた時は、

捉えようのないイマジネーションと創造が生まれ、

自分を成長させくれる唯一の理想的な対象となり、

自尊心がフツフツと、くすぐられると。

これが恋の恍惚感の到来。


そして、強力なアニマを投影された女性は、

当然喜びを感じます。

特別な扱いを受けているような状態に、

女性も、生命を強化するための誘いを受けているのです。

生命の源泉が呼応していきます。

これは同時に、

一人の男性を、自分の支配のもとに置いているような状態です。

アニマを投げかけられることで、

投げかけられた自分が、相手を支配している感覚が湧くというの。

お互いに引きつけ合い、幸せな時期になります。

これが「恋の恍惚感」のメカニズム。


恋愛は媚薬。

恋愛はホルモン剤。

色々言われてます。。。

そもそも恋愛は、

「個人の不十全感」を補うためのもの。

「美しい錯覚」って言葉はピッタリですね。

つまり、

自分に不十全感や自己卑下や自己評価の低さがある人ほど、

「生命を強化するための誘い=恋愛」にハマりやすいってことです。


(辛口でいきますよ!)

そしてこのパターンは、

思春期・青年期のもの"(-""-)"

精神年齢が思春期・青年期のままだと、

中高年層でも、やっちまうってわけよ。。。

恋愛問題は、

中高年齢のほうが、

ばっちり内面の精神年齢が反映しちゃうの。

嘘がつけない。

自立心旺盛な人は、

依存性が強い精神年齢の人を好まない。

接近してみて発覚すれば、

別離をササッと選ぶ。

こんなからくりがバッチリ露見します!

まぁ、そこからどう発展させていくかに着目しておいたらいいんじゃない!?



ここからは余談。。。

男性にとってアニマは、

たった一人のかけがえのない女性。

自分をいつでも内包し、

受容して愛情を与えてくれる母親のような女性。

そんなイメージが、

最終段階までずっとあると言われています。


しかし、

女性にとってのアニムスは、

どちらかというと、

社会的な場でのリーダー的存在という印象で、

タイプが色々あるとされてます。

そして意外にも、

最終段階は、

男性を丸ごと内包する豊かな土壌を目指して内包する側になる。

なんです。(先に言っちゃいました)


ヨガで学んだ宗教の概念でも、

男性原理は、受け止めてくれる女性原理なくして、

機能はしないとの言葉を、見かけたことがあります。


それから、

男は刀で、女は鞘。鞘がなければ朽ちて砂。

男性は永遠の少年。

男性は、女性の中の母性を求めるいきもの。

などなど、

けっこう女性性エネルギーの存在が、

とても重視されているのよね。


さらにそこへ、

根本の違いのうたい文句らしいけど、

男性は、女性を求めるのをやめなさい、

女性は、物を求めるのをやめなさいだって。

極めつけは、

男性は、連れ合いに先立たれると、後を合いかけるように亡くなる。

女性は、連れ合いに先立たれても、後の余生を楽しんでいる。

・・・・・。

あれっ、ベクトルが合ってない( ゚Д゚)ウケた。


女性性って育てると、やっぱり頼りになるのよね。

また明日ね~





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