2017年10月21日土曜日

理知のもつ力を男女ともに学ぶ第三段階




さらに、アニマ・アニムスの段階が、

発展して上がります。

今日は第三段階。


男性のアニマは、

ロマンチックな段階から、献身的な聖母的になります。

性的な色合いをあまり持たず、

献身的の理解に達します。


アニマ的要素は、

一人の人格を持つ女性の象徴から、

聖母であり、母であり、処女であり、乙女でもある。

至高の愛と、清らかなイメージでしょうかね。

聖母マリア様が例えられることが多いです。


支配関係や上下関係とは無縁。

女性を傷つける行為が、問題であることなどご承知。

行動でもきちんとわきまえています。

内面の肯定的なアニマに対して、

バランスを取ろうとする男性の行動は、

「紳士的」って言葉がぴったりな気がします。

いますよね~こういうタイプの男性、素敵です。

否定的な場合は、

人格が内向的に傾き過ぎて、主観の世界から出てこれない感じです。

シゾイドパーソナリティ傾向や、

失調型パーソナリテイ傾向ですね。

思想傾倒になりすぎて、

現実女性への対処がちょっとズレていきます。


女性のアニムスは、

第一の肉体的な強さや力の段階から、

第二の意志の強さや頼もしさの行為の段階へ、

そして第三は、理念や思想をもつ言葉の段階です。

学者とか教授、

言葉巧みな伝達者。

専門分野の開発者や、

お稽古ごとの師などのイメージです。

思慮深く、物事の全体性を見渡せる能力や、

勘所を見抜く力をもつ男性像になります。


またもや、第三段階でも、

否定的な要素が働いてしまうと、

女性の方は、問題が起きやすいかもしれない。。。


いい例が教育ママ的。

言葉が、禁止的要素を強く含み、

とても、理屈っぽく窮屈な状態にします。

ロゴス要素が強く働き過ぎて、

自分にも他人にも、やたらと批判的で厳しい。

男性は全く当てにならないとばかりに、

自分が男性役を買って出てはみるものの、

何かが違う。


パパであるご亭主が、

子どもをひたすら擁護する立場だったり、

場合によっては、逃げ腰。。。

あとは、

夫が忙しく会社にかかりっきりで、家庭は妻に任せっきり。

否定的なアニマ・アニムスが、ガチッとハマって、

男女逆転夫婦で、子どもが犠牲者になっていく。

この関係は、

今も根深く家族伝搬している家庭があります。

要注意です。


否定的アニムスに呑みこまれてしまった女性は、

女性性を意識する。

優しい母性を意識するのが、手っ取り早いのかもしれません。







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