さらに、アニマ・アニムスの段階が、
発展して上がります。
今日は第三段階。
男性のアニマは、
ロマンチックな段階から、献身的な聖母的になります。
性的な色合いをあまり持たず、
献身的の理解に達します。
アニマ的要素は、
一人の人格を持つ女性の象徴から、
聖母であり、母であり、処女であり、乙女でもある。
至高の愛と、清らかなイメージでしょうかね。
聖母マリア様が例えられることが多いです。
支配関係や上下関係とは無縁。
女性を傷つける行為が、問題であることなどご承知。
行動でもきちんとわきまえています。
内面の肯定的なアニマに対して、
バランスを取ろうとする男性の行動は、
「紳士的」って言葉がぴったりな気がします。
いますよね~こういうタイプの男性、素敵です。
否定的な場合は、
人格が内向的に傾き過ぎて、主観の世界から出てこれない感じです。
シゾイドパーソナリティ傾向や、
失調型パーソナリテイ傾向ですね。
思想傾倒になりすぎて、
現実女性への対処がちょっとズレていきます。
女性のアニムスは、
第一の肉体的な強さや力の段階から、
第二の意志の強さや頼もしさの行為の段階へ、
そして第三は、理念や思想をもつ言葉の段階です。
学者とか教授、
言葉巧みな伝達者。
専門分野の開発者や、
お稽古ごとの師などのイメージです。
思慮深く、物事の全体性を見渡せる能力や、
勘所を見抜く力をもつ男性像になります。
またもや、第三段階でも、
否定的な要素が働いてしまうと、
女性の方は、問題が起きやすいかもしれない。。。
いい例が教育ママ的。
言葉が、禁止的要素を強く含み、
とても、理屈っぽく窮屈な状態にします。
ロゴス要素が強く働き過ぎて、
自分にも他人にも、やたらと批判的で厳しい。
男性は全く当てにならないとばかりに、
自分が男性役を買って出てはみるものの、
何かが違う。
パパであるご亭主が、
子どもをひたすら擁護する立場だったり、
場合によっては、逃げ腰。。。
あとは、
夫が忙しく会社にかかりっきりで、家庭は妻に任せっきり。
否定的なアニマ・アニムスが、ガチッとハマって、
男女逆転夫婦で、子どもが犠牲者になっていく。
この関係は、
今も根深く家族伝搬している家庭があります。
要注意です。
否定的アニムスに呑みこまれてしまった女性は、
女性性を意識する。
優しい母性を意識するのが、手っ取り早いのかもしれません。
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