ラブアディクションで、
モラハラの被害にあってしまった人の話に、
共通すること。
それは、
のぼせ上がりハネムーン期を過ぎて、
そこからが泥沼がすぐに始まること。
最初は優しかったし、
うまくいっていたのよね~と、
回想します。
現実曲解をしていて、
越えていくことがなかなか出来ない。
その原因になっているのが、
・男性の中にある母親との険悪
・女性の中にある母親との険悪
の問題が、とくに影響してます。
父親の間違いではないですか!?と、思いますよね。
いえいえ、母親なんです。。。(これが不思議と・・・・)
男性の場合。
まれに父親の威厳がありすぎて、理想が越えられないで足掻くもあります。
それよりも、
母親のパートナー代わりをして、威厳を持たざるを得ないパターンが多い。
父親の不在や、
父親である夫が、母親のお眼鏡に叶わないとレッテルを貼られていて、
息子が教育ママの支配下となり、
隷従して望みを叶えざるを得なくなってます。
見せかけの自立心の下にあった、
恨みの感情や怒りの感情(受動的な攻撃性)が、
恋愛や婚姻関係の女性に向けられています。
ハネムーン期は、女性が男性を立てていて、
男性の自尊心をくすぐります。
すると、力を得たように勘違いする。(水を得た魚になっちゃうのね)
だから、
自分の理想の母親像(アニマ)を基準に、
女性に思い通りの行動をとらせようとしていく。
アニマのエロス的要素が否定的にガンガン働き、
理性を狂わせ、歯止めが利かなくなります。
目の前の女性の人格の尊厳を奪い、
支配欲に囚われる。
思い通りにならないと、
受動的な攻撃性が高圧的態度となって、
詰問詰責、批判、懲罰や攻撃が始まる。
自分の理想論を基準にしていることが問題であるのに、
全くご本人は気づかない。
もともと感情抑制が未発達なために、
ヒステリーになる。
最初は物に当たる。
イライラの原因が、過去から押し寄せていることに気づかず、
目の前の女性が自分を不機嫌にさせているとしか思えない。
自分がヒステリー状態であることを、転嫁します。
マイナーパターンは、
エロス的要素を持つ女性に心奪われ、
破産・崩壊・破滅なんてことも起きます。
判断が狂っているために、地雷女性を踏んで呑まれる。
この地雷女性とは、
①意思のないお人形のように、男性の要望を吸収し夢中にさせる。
または、
②感情の微妙なコントロールは、売りもの級な女性。
男性の扱い方は、心得てます。
そもそも男性の癖を見抜いていて、
下手に出ておいて油断させる。
思考型の男性を簡単に、カモにできます。
取るものとって、さっさと捨てて乗り換えます。
シャレにならないほど渦中はわからず、
後で気づく。
さて、女性の場合。
自己愛過多の父親に、お手伝いのように従う母親を良く見ているパターンが多い。
時代の影響がかなりあります。
隷従する価値観が刷り込まれていますね。
意思がなく、黙って使えるアニマ人形的。
貴方に仕えます。染まりますなんて感じよね。
父と母の関係は、
父が経済力があること以外は、
息子と同じように、身の回りのお世話は母親任せを、
沢山目に焼き付けています。
しかし、現代はもう時代遅れ。
女性も人格の尊厳を守り、主張する自立時代になりました。
勘の鋭い人は、この時点でササッと別離の選択をしています。
もう一つ、
母親のパートナー代わりをつとめていた場合、
娘が、ロゴス的要素が強い男勝りなアニムス役を、
振る舞ってしまいやすい。
男性を目下に見る、攻撃的な要素が作られやすくなってます。
感情的な物言いで、
論理的説明がちょっと足りないような感じ。
当時の癖が出ている場合は、
どこまでも、
娘(偽夫) and 母親の関係を、
女性(偽夫) and 男性(偽妻or息子) の関係にハメ込んで再現しています。
この場合は、
生涯に渡って、男性を目下に置くことしか出来ないで、
不満が減らない心理状態の傾向ありです。
初めから、女性っぽい男性を好んでいる場合もあります。
どれも、母娘カプセル化の延長なだけです。
男女ともに、精神エネルギーは初歩段階のため、
話し合うどころの状態ではありません。
意見交換の場のはずが、
一方が怒りの感情をすぐ持ち出して、
片方が抑圧状態で「受動的な攻撃性」を募らせていくか、
双方が怒りの感情をぶちまけあって攻撃するかです。
そんなパターンになっています。
中には、面倒くなって、
荷物もって留守中に出てきましたなんてのも、
少なくありません。
(まぁわからなくもありません。出れるだけいいのかもしれませんね)
普段からちょっとした心がけで、人は成長します。
ラブアディクションを繰り返さないために、
①相手が自分の条件下に入ることを望まないこと。
②基準を理想に置かないこと。
③違って当然を念頭に置き、
現実の相手に、興味を持って接することだと思います。
④バウンダリーを引いて、意見交換を心がけ実践する。
⑤経済的依存、心理的依存を望んで、
癒着しようとしていないかも、ポイントですね。
自分に足らなかった部分については、
自分のために、
責任を持って成長しようと努力することだと思います。
経験からどんどん学びましょう。
これを心がけて実践していると、
幼稚性からちっとも成長しようとしない人とは、
距離を置く時間を作る。
場合によっては、別離の選択も迷わず出来ますよ(*^^)v
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