親子疑似体験の再現ゲームに突き落とし、
当事者をラブアディクションから解放してくれないものは、
なんでしょうか。
考えてみましょう。
愛着の形成が不十分になってしまった原因に、
愛情飢餓や愛情不足、
否認・拒否・見捨てられ体験が、
多く関わっていることを、
過去お伝えしてきました、覚えてますか!?
愛情飢餓や愛情不足を味わっていると、
潜在意識に「傷ついたインナーチャイルド」があります。
そのインナーチャイルドが、
いつまーでも、原初的なスタイルに留まらせるのよ。
(シャドウと考えてもいいですよ)
インナーチャイルドは、
隠し持っている「原初的アニマ・アニムス」への願望を、
パートナーに投げ入れて、
かつ否定的な感情とワンセットで、
「どうしてわかってくれないのっ!(-_-メ)」
と、ガンガン攻撃をしていくのよね~
思い当たりますか!?
では、男性のアニマ要素の肯定的な面の説明です。
赤子にとって母性は、
あらゆることを内包し、
一体化していく感覚。
惜しげなく愛情を与えてくれる感覚です。
感情の豊かさや温かさ、
並びに創造性を膨らますファンタジー要素が、
女性性エネルギーのアニマにはあるとされます。
もともと論理的思考型と言われる男性の脳。
男の子にとっては、とくに重要な要素。
おまけに偏桃体(危険装置の役目)が、
女の子より男の子のほうがちょっと大きいため、
母親との繋がりは、女の子以上に大切です。
自分に足らないものを母性に求めて、
なんとか精神的なバランスを取っているのですね。
そしてアニマはいずれ、
アニメのヒロインや芸能人、
年上の女性や魅力を伴った異性へと徐々に発展し、
母親離れをし始めます。
ところがアニマは、
すべてを内包するエロス的要素が強いため、
「否定的」なほうに働くと、
理性を狂わせていきます。
母親の期待を裏切り、
母親との疎外感を味わいながらも葛藤を越えて、
思春期へと向かっていければいいのですが、
母子カプセル化が強固で、
そこから分離する恐怖に振り回されると、
いつまでも母親の価値観の中に留まって、
隷従するほうを取ってしまうのよ。
例えていうなら、
母親に叱られておどおどしている男の子。
母親の顔色をいつも窺って、愛情を求めて縋る姿です。
恐怖の感情に呑みこまれて、判断が狂って自立できない方に思考が働く。
原初的なアニマの威力に屈する状態。
自立と一体化の狭間で、葛藤がとても強い。
結局は、二面性に発展するだけで、
内面が成長できてない。
母子カプセル化に屈した男の屈辱。
そんなインナーチャイルドが存在する。
その内なるくすぶりが、後でとんでもないことに発展していく。
モラハラの傾向がある男性の中には、
必ず「受動的な攻撃性」の癖があります。
さて女性のアニムスは、
男の子とはちょっと違って、
絶大な力を持った頼りがいのある異性と言う感じがスタート時です。
大きな背中に、大きな手。
そんな大きな力強さに従う感じ。
困ったときは助けてくれて、守ってくれる。
肉体的に筋肉隆々、時には悪党的らしい!?
原初は、肉体的な要素が前面に出ている男性像だと。
そこから徐々に、
アニメのヒーローやキャラクター、ファンタジーに登場する王子様へ。
意志が伴って、行動にはその人なりの信念が見え隠れする。
力関係からロゴス的要素を持った段階へと変化し、
父親離れを始めます。
感情の豊かさや温かさ、並びに創造性を膨らますファンタジー要素が、
発達している女性の脳。
アニムスの論理的に物事を組み立てる肯定的なロゴス的要素が、
必要となります。
ところがロゴス的要素が未発達で否定的な場合、
相手の暴力を「強さ」と勘違いしたり、
束縛と愛情を間違えたり、
または、物事をファンタジーチックに捉えてしまって、
現実曲解が起きやすいのね。
そのため、
問題の高圧的な態度に屈してしまう。
そんなインナーチャイルドが存在します。
否定的なアニマの状態にとどまっている男性の行動に、
疑問を持ちながらも、従ってしまうのね。
不幸な恋愛の中に留めてしまったり、
意見や反論が全くできない状態を、作ってしまってます。
①傷ついたインナーチャイルドを無視していないか、
②内面の男性性モデルと女性性モデルが、
原初的なままストップしていないか、
チェックをしましょう。
明日に続く。
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