最後は、自己の完成形の説明ね。
アニマ・アニムスの要素を、
異性の中に投げ入れて、
その異性を獲得することで、
エネルギーのバランスを達成していると錯覚している。
これを一旦、
自分の「探しているエネルギー」を、
異性に代役してもらっているのだと、
意味づけしてみる。
そして、
代役してもらっているエネルギーを、
自分の中に開発してみようかなと、
チャレンジする努力をする。
貴方は嫌ですか?
「男性性」も「女性性」も開花し、
統合することが、
自己の完成形でもあるのですね(*^^)v
これは不可能ではない。
人格がとてもバランスの取れた状態になります。
男性は、
ひとり静かに内なる知識やガイダンスを求めて、
じっくり自分と向き合う時間の価値を知る。
自然の流れを受け入れ、
アドバイスを素直に受け入れる。
自分で自分を受容し、育む能力を培う価値を得る。
微妙な感情のコントロールと、
繊細な自己表現力を持っていく。
愛情の豊かさと優しさを存分に発揮していく。
そんな女性性の開花を目指す。
女性は、
自分のニーズを満たすために、
目的や意志をもち、エネルギーを使う方法を得ること。
創造したモノを使って具現化する実際の行動をすること。
それらの経験で、自分を守る力をしっかり持つこと。
感情に左右されず、物事を論理的に処理できるようにしていく。
積極的な社会参加と、リーダーシップの実現を可能にする。
そんな男性性の開花を目指す。
あっ、書いておきながら・・・・、
女性でも、男性性が先に優れている人がいます。
後で「女性性の開花」が、必要になる。
男性でも、女性性が先に優れている人がいます。
後で「男性性の開花」が、必要になる。
順番は、個人差がありますよ~
いわゆる、
一人で両方のエネルギーを、きちんと持ってしまうこと。
これを「両性性」って言います(*^^)v
依存度が低い。無いに等しい。
この考え方は、
太古の東洋思想「二元論」や「不二一元論」の中で、
異なるモノ(対立物)の統合によって、
人格が完成するとの教えと類似。
ユングは、
心理分析の研究を散々行った後に、
東洋思想と出会ってます。
そして講演会では、
ヴェーダ哲学やウパニシャッド哲学などを、
引き合いに出して、心理の論議に使用してたそうですよ。
実際に、両性具有な人っていますよね(*´з`)
内と外が変わらず。
人によって、態度が変わらない。
人生の目的をきちんと持って達成している。
経済的自立・心理的自立・精神的自立の、
三本柱が確立している。
未熟な自己愛過多が見当たらない。
劣等感情からの誇大化が見当たらない。
幼児性万能感が見当たらない。
痛みを知っているがゆえの優しさがある。
動的と静的のバランスが優れていて盤石。
やっぱり魅力的。
そしていつまでも若々しい。
つまり個人の十全感が半端ない。
愛着の安定型ですね。
中には、
不安定型だった自分に気づき、
ガッツリ自己分析し、
経験を重ねて、
安定型へと克服した人もいらっしゃいます。
苦悩を抱えて昇華した豊かな経験を持ってます。
だから、他人の育て方もとても上手です。
「男性性」と「女性性」を統合し、
豊穣をもたらす心の土壌を目指す。
それは、とても素敵な人生の課題なのだと思います。
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