2017年10月24日火曜日

豊穣をもたらす土壌を目指す


最後は、自己の完成形の説明ね。


アニマ・アニムスの要素を、

異性の中に投げ入れて、

その異性を獲得することで、

エネルギーのバランスを達成していると錯覚している。


これを一旦、

自分の「探しているエネルギー」を、

異性に代役してもらっているのだと、

意味づけしてみる。


そして、

代役してもらっているエネルギーを、

自分の中に開発してみようかなと、

チャレンジする努力をする。

貴方は嫌ですか?


「男性性」も「女性性」も開花し、

統合することが、

自己の完成形でもあるのですね(*^^)v

これは不可能ではない。

人格がとてもバランスの取れた状態になります。



男性は、

ひとり静かに内なる知識やガイダンスを求めて、

じっくり自分と向き合う時間の価値を知る。

自然の流れを受け入れ、

アドバイスを素直に受け入れる。

自分で自分を受容し、育む能力を培う価値を得る。

微妙な感情のコントロールと、

繊細な自己表現力を持っていく。

愛情の豊かさと優しさを存分に発揮していく。

そんな女性性の開花を目指す。


女性は、

自分のニーズを満たすために、

目的や意志をもち、エネルギーを使う方法を得ること。

創造したモノを使って具現化する実際の行動をすること。

それらの経験で、自分を守る力をしっかり持つこと。

感情に左右されず、物事を論理的に処理できるようにしていく。

積極的な社会参加と、リーダーシップの実現を可能にする。

そんな男性性の開花を目指す。


あっ、書いておきながら・・・・、

女性でも、男性性が先に優れている人がいます。

後で「女性性の開花」が、必要になる。

男性でも、女性性が先に優れている人がいます。

後で「男性性の開花」が、必要になる。

順番は、個人差がありますよ~


いわゆる、

一人で両方のエネルギーを、きちんと持ってしまうこと。

これを「両性性」って言います(*^^)v

依存度が低い。無いに等しい。


この考え方は、

太古の東洋思想「二元論」や「不二一元論」の中で、

異なるモノ(対立物)の統合によって、

人格が完成するとの教えと類似。


ユングは、

心理分析の研究を散々行った後に、

東洋思想と出会ってます。

そして講演会では、

ヴェーダ哲学やウパニシャッド哲学などを、

引き合いに出して、心理の論議に使用してたそうですよ。



実際に、両性具有な人っていますよね(*´з`)

内と外が変わらず。

人によって、態度が変わらない。

人生の目的をきちんと持って達成している。

経済的自立・心理的自立・精神的自立の、

三本柱が確立している。

未熟な自己愛過多が見当たらない。

劣等感情からの誇大化が見当たらない。

幼児性万能感が見当たらない。

痛みを知っているがゆえの優しさがある。

動的と静的のバランスが優れていて盤石。

やっぱり魅力的。

そしていつまでも若々しい。

つまり個人の十全感が半端ない。


愛着の安定型ですね。

中には、

不安定型だった自分に気づき、

ガッツリ自己分析し、

経験を重ねて、

安定型へと克服した人もいらっしゃいます。

苦悩を抱えて昇華した豊かな経験を持ってます。

だから、他人の育て方もとても上手です。



「男性性」と「女性性」を統合し、

豊穣をもたらす心の土壌を目指す。

それは、とても素敵な人生の課題なのだと思います。





湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
通販サイト☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングもチェック!