恋愛心理や、ラブアディクションのカウンセリングの中で、
良く質問されるのは、
「どのような人に気をつけたらよいのでしょうか!?」
です。
そこで、「モラハラになりやすい人ね」と、
私なら答えます。
モラルハラスメントは、
ほとんどの場合、他者が介在しない自宅や、
二人きりの場合が、圧倒的に多いのね。
モラハラの常習者は、
自分が問題であることに、無自覚の場合もあれば、
自覚して優位性を保持しようと、
明らかな操作をしていることがあります。
身体的虐待や暴力のように、
顕現化されにくく、発見が遅くなりやすい。
恋愛関係や婚姻関係を結んでから、
発生することも多いのよ。
だから、賢くなって対処するしかありません。
では、ポイントをご紹介。
①プライドが高すぎる。
②ステイタスや自分のスタイルにこだわりが強い
③被害者面をして、責任転嫁が上手い
④謝れない、感謝がない
⑤母親との関係が良くない(反抗・対抗意識が残っている)
⑥亭主関白の父親と、黙って従う母親の関係の中で育っている(男尊女卑型)
以前のブログでご紹介した、
回避依存症の4つのパターンと、重なりますね。
先日の謝れない人の心理にも、繋がってます。
「支配欲」が異常に強いところが特徴ね。
⑤と⑥の中で育っている場合、
条件付き環境下で養育されているために、
他者評価軸で人格を形成しています。
口が上手く、外交的で、明朗活発的。
しっかりとした人と見せていて、他者が喜ぶ行動を、
自然に取ることが可能になってます。
しかし、
その反面、内的世界では、
自分の欲求に抑圧が多く、幼児性は手つかずのまま、
年齢を重ねていることが多いのです。
①と②は、
抑圧の反動で、心象世界がメルヘンやドラマチック、
理想を高く掲げて、自己満足をしようと行動しますので、
どうしてもパートナーには、
自分の妄想観念に参加し、
脚本通りに、役割をこなしてもらわなければならなくなります。
中心は、自分の妄想観念で、
そこから逸脱した行為は、とても赦せる行為ではありません。
両者に緊張状態が生じます。
そのために、③と④が起きます。
相手を問題化し、自分を被害者立場にして、
責め立て続ける行為が、容易に出来てしまうのです。
問題は自分ではないので、
謝る必要がない。感謝をする必要もないのです。
数か月もあれば、
固定化された妄想観念を、
ただ押し付けているに過ぎないことが、
解ってきます。
都合良く事が運ばなければ、
被害者面で、気分の悪さを態度や言動で、
高圧的に示し始めます。
怒りの感情を抱えることが未熟なので、
イイ人仮面で抑圧した分、
反動行動に出ざるを得ません。
尽くし屋さんになりやすい人は、
「合わせない」時間を作ること。
初めから「違って当然」って思っていれば、
違いが容易に生じますでしょ。
そこで観察よ。
男女は、中身が違うので、すれ違う生きもの。
そこで、どのような対処をするのかを、
見ればいいだけです(*^^)v♪
以上、質問回答編でした。
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