あの人凄いね。
いいなぁ。
羨望を浴びた経験があるとないの差。
また、羨望を浴びても全く気にもしない人と、
ずっとそれに拘ってしまう人の差は、
どこにあるのでしょうか。
人間性に備わる性で視ていきましょう。
これは能力の二文字に限ることではないようですよ。
まず優劣を気にするのは「自我」です。
「自我」は一番が大好きです。
児童分析の所で説明しましたが、
幼心は①自己顕示欲②幼児性万能感で始まります。
ウギャーっとまず泣いてきっかけを掴みます。
注目をしてもらう必要がありますでしょ。
それで関心を持ってもらえます。
これで欲が満たされます。
(持ってもらえないと赤ちゃんにとっては死活問題です)
愛情を分け与えてもらう仕組みはシンプルです。
不満→きっかけを作る→関心を得る→愛情を与えてもらう→一旦満足
自分を知らせて(定位)→愛情を得る
ほとんどなんでも当てはまります。
注目を浴びれば多くの人の目にふれ、
自分の欲が沢山満たされると想えるんですね。
逆説的に、
関心を寄せてはもらえないと、
生けていけるか不明瞭になり、
恐怖の中に突き落とされると考えられます。
注目を浴びた人の心の中にはどこかで安心があり、
注目を浴びてない人の心の中には不安があると考えられます。
愛情飢餓の人ほど不安をぬぐうために、
華でありたいと望む気持ちが強くなると考えられます。
つぎに、
羨望を浴びても気にも留めない人と、
ずっと拘ってしまう人の差について。
それは感謝がある人とそうでない人の差。
協力を得たモノへ感謝があると、
その喜びはみんなとの共有財産と感じます。
そうでないと独占欲に心が染まります。
万能な自分の力だけで手に入れたのだと高慢になりやすいのかな。
それから、
羨望を浴びた経験をしている人の中には、
妬みの感情をぶつけられた人もいます。
これって独占できないことへの憎悪から生まれるものを、
ぶつけられているんですよね。
拘ってしまう人は、
独占したいあまり正しさの争いを起こしやすいと言えます。
偏狭な考えに留まりやすいのよ。
こうして考えてみると、
愛情飢餓の人ほど華になって注目を浴びたいと願い、
同時に、
それを独占しておきたい考えに陥りやすいってことよね。
内面の認知は、
初歩段階・・・誰かに関心を寄せてもらいたいなぁ
↓
誰かに見ていてもらえたら嬉しいなぁ
強迫段階・・・優秀に見られたい
↓
優秀って見て欲しい
強迫思考・・・見られなければならない
↓
強迫行動・・・やらずにはいられない
繰り返し使っていたから強迫性に進行し、
見て欲しいが見られなければいけないになり、
その緊張感が常にあって興奮気味なわけね。
それで想うようにならないと過敏に反応して、
情動不全の境界性パーソナリティ障害を発症するのよ。
この緊張感が中高年になっても抜けない人って、
現代珍しくないんですのよ。
言いつけを守って、
誰かに関心と愛情を特別に注いでもらい安心していたいって、
少なからずの現われなんですね。
今日の洞察☆
能力に限ったことではない華は、
本来の自己アイデンティティーの成長の果てに、
自然と現われ出でるもの。
それは誰にでも起こりうるもの。
だから、
背伸びすることなく取り組んでください。
人間の低次性を超越した場所で、
その華だけは咲き続けるものなのだろうと思います。
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