愛する人に、
わざわざ不信感を植え付けるような仕打ちをする。
信頼を裏切るような行為をわざとしてしまうってよく考えると変ですよね。
なんで人間はそんなことをするんだろうか・・・・。
認知の威力を改めて考えさせられますね。
躁的防衛のときは、
特に強気になっていますので、
これがエスカレートします。
気分の悪さをわざと見せつける。
ドアをばたんと大きな音を立てて閉める。
大きなため息をついて不機嫌なんだとわざと見せつける。
呼吸を荒立てる。
暴言を吐く。
声掛けしても返事もしない。
不愉快な目つきをして見返す。
これらは代表的な行動です。
愛情飢餓に晒された子どもたちが、
親の見えない所で盗みを働いたり、
嘘を吹聴したり、
わざと親が困るような悪さを繰り返すことを、
情緒障害といいます。
それをそのまま大人になってもずっとやっていきます。
自分のやり方に異様に拘り意地っ張り。
意固地。
天邪鬼。
相手の要望とは全く正反対の行動をする。
愛情や関心が欲しいのに、
背を向けたり攻撃して、
矛盾した行動に出ます。
本心とは逆の行動をする、、、、、"(-""-)"
境界性パーソナリテイ障害は、
もうわざとではない領域です。
またエスカレートをしているときを観察すると、
過剰な欲求不満が背景にあるときです。
・関心が向けられていないと思うとき
・独占をしたいとき
・恐怖心が生まれたとき
・迫害を受けていると思い込んだとき
・庇護や擁護を多大に欲しいと思うとき
・体調不良のとき
・職業や家庭生活に不安や不満があると思ったとき
まずは切羽詰まっている自分に気づいていて、
衝動的に解決をしようとする欲求を外すことと、
パラドキシカル(逆説的)な反応に気づいたら、
本心に目を向けるように工夫します。
「信頼を裏切る行為を、自分はしている」と、
自覚するとしないでは全然違います。
問題として向き合うことで、
初めて前進するからね(*´з`)
今日の洞察☆
被害者意識を捨てること。
ご本人が何よりその問題に、
自主的に取り組む強い意志があるかどうか。
あくまでも愛着対象者は解決者ではなくて、協力者です。
境界線を引いて、お互いを一人の人間として敬意を払えるようにしましょう。
自覚することが境界性パーソナリテイ障害の問題の克服に、
大きな影響を及ぼすと思っています。
二人の意志が目的を共有していることが、
大事なんじゃないかと思います(*^^)v
明日は、
境界性とドッキングしていて厄介な自己愛性にふれていきます。
それは誇大自己が肥大したままの未熟な自己愛によるもの。
愛情飢餓とともに、
怒りを抱えきれないで瞬時に暴発する「怒りの未学習」が、
背景に残っていることがほとんど。
自我防衛手段がだんだんと定着します。
・自己愛性障害 → 自己愛性パーソナリティ
・反抗性障害 → 反社会性パーソナリティ
内に秘めている未成熟な自己愛が、
幼い甘えたい人格(『いちご』ね)を守るために、
ややこしい人格形成に及んでしまうケース。
これらに境界性がドッキングした場合は、
統合が困難なケースだなぁと思います。
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