2022年10月18日火曜日

≪質問≫ わかっちゃいるのにやめられない どうして?

 

わかっているのに、

子どもに対しても、

夫に対しても、

○○しておかなくちゃいけないと、

強迫的になってしまいます。


なんで?

というご質問。


疑問にお答えします。


理屈程度で薄れる煩悩と、そうでないのがあります。

まず、理屈でわかるのは大事ですね。


※煩悩

正しくもないものを正しいと思ったり、

錯覚を実体と思い込んだりと、

過ちに気づかず、

自分の考え(我想)に執着すること。

要求が通らないと憎悪の感情を持ち出し、

より一層叶えようと状況に執着します。

生命をかけて自我を証明しようと行動します。





こういうことだったから、こうなってたのかと、

一連の過ちがわかるのが先。


それで薄れてしまう程度のものなら、

その煩悩は、深く性格に根づいたものではないのです。

その場合はすぐやめられます。


そうでない場合は、

正しいと完全に信じ込み、

絶対満たすんだと執着し、

実行した時間が長かったんですね。


心の性向程度のものではなく、

無意識的に発動していて、

人格にまで至ったものです。


結果を早急に求めることそのものがナンセンス。

時間をじっくりかけて、

「無意識」に「意識」が挑み続けます。

トレーニングして心の奥まで浸透するようにします。


長期に渡り体験を繰り返し、

新・旧が入れ替わるように上書きします。

ぜひトライしてください。


行動のパターンが変わる = 人格の変容 

となります。


また、

欲求とともに『怒り』があるものほどしつこいものです。


怒りを先に片づけないといけません。


あなたは何に怒りを感じているのですか?


子どもという存在ですか?

夫という存在ですか?


それとも、

よくよく考えると、

幼少期にあなたを傷つけた人ですか?

養育者ですか?


愛情を注いでくれなかったことですか?


恨みですか?

憎しみですか?

妬みですか?

物惜しみですか?

悔しさですか?

惨めさですか?


それらの存在に正直になることです。


感情を、

目の前の子どもや夫に被せているために、

相手の存在がとても大きな敵に思えてくるのです。

だから、

どうしても負かしたく思いになるのですね。


秘密の感情を明かすことで、

攻撃的になる要素が軽減できます。


弱くて攻撃的になるよりも、

強くて穏やかになるように、

10/14のブログを読んでみてください。


このプロセスを一度でも完成させると、

それはこの先、

子どものためにもなります。

自信をもって教えてください。


体験から学んだ教えは、

子どもの心に勇気を与えますから。




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