2022年10月22日土曜日

イネイブラー 世話焼き・尽くし屋という存在

 


優しくてマメな人ね。

よくやるわね。

面倒見がいいのね。


非常に良い人柄のように感じるはずです。

でもでも、よくよく精査したほうがいい内容なのです。


世話焼き・尽くし屋は、

別名 イネイブラー。

依存問題行動を増長させる人(共依存)のことを指します。


介入してくるその人がそもそも情緒不安を抱えていて、

わたしが○○しておけば、

きっとこの状態はよくなるはず(計画)という心理作用があるのですが、

素人目にはわかりづらいのです。


安全でいい状態にしておくには、

相手の望むことをしておけばいいという考えがあり、

強迫的に、

相手が本来担う作業を自ら背負っていきます。


つまり、

イネイブラー自身が安全な場を欲しがっていて、

自分を必要としてくれそうな人を探している状態なのですね。


退行欲求がたくさんある場合、

こういう人は表面上、

優しさの塊のように映るはずです。


身の回りの世話をしてもらい、

保護と甘えの欲求も満たされたように感じますし、

自己中心性もくすぐられます。

だから、問題が片づいたように感じますし、

唯一無二の存在を手に入れたように錯覚します。


そしてものごとは承から転へ。


これでやっと安楽を手に入れられると思ったのに、

年月が経っても、

平和で穏やかな生活には至りません。


些細なことで感情がぶつかり、

衝突がどんどん増えます。


ふたりなら上手くいくはずだと思っていたのに、

おかしい、こんなはずじゃなかったと、

この辺りで思うのです。


双方ともに、

自分の加護、寵愛、溺愛を望んでいる者同士だったのに気づかず、

手詰まりになります。


このカップルの情景はまるで綱引きです。


どちらが責任を取るべきかでバトルが起こっていますが、

双方ともに、

具体的な対策には決して手が届きません。

ただ嘆きだけがあります。


依存者の影に、必ず共依存者あり。

これ本当のことなんですね。


けして、大げさではありません。


共依存の特徴は、

・相手に合わせておく(境界線を引かない・同一化)

・相手の感情を逆なでしない行動で応える

・迎合の姿勢

これは思いやりとは違います。


ということで人選びのキーワード③、

『ヘルパー』を望んでいるのか、『サポーター』を望んでいるのか。


優しさだけでなく、

思いやりを持って、

接してくれる人を選ぶようにしましょう。


意見の違いを明確に表明し、

アドバイスをしてくれる人に、

恐怖を持たないことだと思います。


意見の違いを面白いと思ってみてください。

興味を持って、

自ら世界が広がるほうを選べるようにして、

人生を安泰に導きましょう。





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