幼児期の怒りと不安の生理作用についてお話してきました。
怒りのほうは、
強弱の表現方法・懺悔・感謝の学びであって、
不安のほうは、
自分の尊厳を維持しつつ、
相手の尊厳も守りながら開示して関わっていく学びです。
どちらも自己主張、自己表現につながる大事な課題です。
言ったら余計に怒られる、
怖いから言わない、
言えない、
と考える人は、
他者のより強い怒りによって、
つまり脅しによって、
生理的な感情を抑え込まれるような環境が影響している可能性大です。
これが、
過去のブログでもご紹介していた親が子に依存する関係のことです。
親側の状況や要求に焦点が当たっているために、
このような事態が起こります。
脅しによって、
生理的感情の抑制を強いられた子どもは、
怒りや不安の生理的感情そのものを抑え込むことを学んでしまうのですから、
個人の扱い方を学ぶ機会を奪われてしまったわけです。
自分の内面で起こる怒りや不安が、
自己主張につながるものだとは思わず、
むしろ、
忌み嫌うべきものという扱いになります。
体験者が大人になって、
自己課題に直面すると、
要求を口に出していいものですか?と躊躇したり、
何が好きかわからない、
どんな気持ちなのかもわからない、
おもしろいかどうかもわからない、
何がしたいのかもわからない、
生きている意味がわからない、
といった状況に陥りがちです。
こういう状況は、
過去の経験からの連なりで起こっていると考えられます。
あなたの声を、
外に出してあげる機会を持ってください。
それは尊厳を守る行為です。
デリケートな問題は、
専門で扱ってくれるところに相談することです。
あなたの苦しんだ経験を無駄にしないでください。
物の見方や苦しみを活かす体験をこれからしましょう。
ひとつずつ心理課題を達成していくと、
自分本来の個性に沿った生き方を選べるようになります。
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