④乳児期(6か月前後から1歳半ぐらい)
この期間は、離乳食から普通食へ、
ひとり座りから歩行へと肉体的にどんどん変化を遂げます。
しかし、
心理的母子一体化の願望をまだまだ残している時期です。
目が見えるようになって、
特定の人物に対する発信と定位(泣いて知らせる)が行われるようになります。
そこで、
養育者から温かなまなざしを受けて育っているかどうかです。
赤ちゃんって、
目が見えるようになるこの時期から、
よくジーーッと凝視します。
周りの人が、
自分に対して笑顔で応えてくれるのかどうかを、
しっかり受け取ってます。
これはどういうことかというと、
愛される存在(赤ちゃん本人)が、
目の前の人に映っていて、
それで笑顔で返してくれてもらっているという状況。
つまり、鏡。
相手を視ているようで自分をみている状況。
確認なのですね。
(見落としがちなところ)
ここで重要なのは、
『条件なし、理屈抜きで愛されている存在だよ』、
『あなたはかけがえのない存在だよ』というメッセージの受け取りかどうか。
存在を大切に思う&大切に思われる体験。
それによって赤ちゃんは、
All Ok. I am Ok. = 健康な自己愛の芽(母性)を心に持ちます。
先取りですが、
安心感も自己肯定感も、
健康な自己愛があってこそできることです。
そうではない状態とは、
泣かなくていい子だから可愛いとか、
大人しいから可愛いとか、
上手にお乳を飲むからいい子だとか、
男の子だから(女の子だから)可愛いとかが入り込むことです。
携わる人の眼差しに’条件’が付いているのがわかりますか?
携わる側の条件を飲んでいるのならOKで、
そうでないならnot OKではいけないのです。
これは、不健全なミルクを与えているのと同じです。
どんなにお腹は満たされていても、
栄養のあるミルクではありません。
本当に必要な栄養が入ってこない栄養失調の状態を招きます。
このような対処は、
健康な自己愛(母性)が育ちにくくなる土壌であると考えてください。
与えられるものによって、
自我の根幹の部分に差が生じますが、
赤ちゃんには何の責任もありません。
現在、
「出来ているから尊い、出来てないのは尊くないなど」という物差しがあって、
自己肯定感が下がりやすく、
不健全な罪悪視で自分を見てしまうようなら、
この辺りを意識して思い切って是正しましょう。
また、
もしも憎しみの感情が湧いてしまうようなら、
育てる側に、
愛情がないわけではないけれど、
心育の知識が全くなかったとか、
ゆったりと育児ができない環境だったとか、
誰も助けてくれない過酷な心理状態などがあって、
健康な自己愛が揺らぎやすい状態になってしまったと考えてみてください。
(宥め・諭すトレーニングをご自分で実施しましょう)
過去を拭うように、
あなたがあなたに温かなまなざしを、
『今』たくさん送ってください。
All OK.しましょう。
たとえ素朴で小さな自己確信でもいいのです。
それは、
これからの人生をずっと支えるあなたの『母性』のはじまりですから♪
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