2023年3月26日日曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(一次性の恨み)

 

幼児期、就学前といったら、

この世に生まれてたった数年しか経ってません。

どれをとっても上手にできるはずもない年齢です。


余りにも早い年齢段階で、

周りが『いい子』を条件にしてしまうのは、

子どもにとって脅迫と取れてしまうのですね。


脅迫によって、

要求すること自体を恐れるようになったらどうなるのでしょうか?


感情全般に鈍麻が起こる過程に入ります。


まず、出せない怒りが溜まっていきます。

溜めこまれた怒りは、

一次性の恨みとなって、

その子の心の奥深くに追いやられます。


それでも、

出せないけど在る状態を感じ取ります。

それがとても辛いので、

感じないようにする手段に移ります。


怒りが湧かない方向性を取ろうとします。


・ニコニコ仮面

・良い子

・従順

といった内容になります。


どれも怒りを感じないようにするためです。


なぜ、ニコニコ仮面やいい子が良くないのか?


怒りを生まずにすむためには、

・はじめから要求しなければいい

・従っておけば怒りにつながらない

・『ありがとう』だけ言っておけばいい

といった内容だからです。


養育する側にとっては育てやすくなりますが、

子どもは、

高度な感情の処理方法や、

自分の要求に対して満たされる本当の意味での「ありがとう」の学習が頓挫します。


プラスの感情、働きかけ、充実感、歓びといった体験が、

できないということになります。


これは、生きる喜びが明確にならないのです。


一次性の恨みも、

体験不足も、

その後の人間関係を狂わせる要因になります。


恋愛嗜癖、対人嗜癖のカウンセリングでは、

感情の激高、

感情の平坦化、

感情の不安定といった内容と、

愛情を要求する相手が恨みの対象になる内容は、

しょっちゅう出てきます。


恋愛が激化してしまうのは、

恨みによって、

自ら無謀な生き方を選択していると考えられるからです。


そういうときは、

気持ちをたくさん吐き出した後に、

幼児期の一次性の恨みの関与について、

徐々にアセスメントするようにしています。





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