2023年3月28日火曜日

トレーニングのために発達理論を参考にしよう(愛着のスタイル)

 

簡単な説明になりますが、

子どもの頃の愛着パターンには、

4つあるとしています。

通園時の子どもの取る行動をご参考にしてください。


・安定型・・・母親が離れると不安の表情を見せることはあっても、過剰にはならない。
       迎えに来て、母親を見つけると再開を喜び、スキンシップを望む。
       母親が安全基地の役目を果たしている。

・回避型・・・母親から引き離されても無反応、再会しても無反応。放任主義の影響。
       子どもは安全基地を持ってないことが多い。

・抵抗/両価型・・・母親が離れると激しく不安を示す。
         再会すると、しがみついて離れないパターンか、拒んだり嫌がる。
         親が過干渉だったり、二面性の性格で振る舞されるため波が激しい。

・混乱型・・・回避と抵抗/両価が混在する。無秩序な行動パターンを示す。
       親から虐待を受けていて、安全基地が危険な場所という感覚を持つ。


人生の途中過程で、

愛着のパターンを開放するような出会いがあって、

愛着の安定型に変わることもありますし、

逆に、

愛着の安定型であっても、

人生で起こる理不尽な出来事等によって、

愛着が崩壊し、型が変わることもあります。


大人になると、

安定型と不安定型に分けられ、

不安定型は、

・回避型から回避型へ → 親密な関係や体験そのものを避ける。希薄傾向になる。

・抵抗/両価型から不安型 → 相手の行動や言動に囚われやすい。自分の感情にも囚われる
              親との関係性が生々しく再現される
       

時間をかけて、

愛着スタイルから、

パーソナリティ傾向の問題へと深刻化すると考えてください。



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