それが「命根」。
知っていて損はない。
人格の問題を考えたときは、
その人がどんなふうに「生きてきたのかな」と、(←背景の理解)
捉えなおして観察をすると、
解かれやすくなります。
本来は生育環境に置いて、
お互いの「境界性」を尊重し合い、
自立へ促していくのものです。
ところが不幸にも、
どこかで問題が生じ、心の成長が停滞するのよね。
発達心理学的や欲求段階説を通して成長をみると、
私達の日常生活は、
まるで障害物競走です。
私達は障害物競走の中で、
「自分を試しては知る」。
そこで成長するチャンスを得ているのだろうと視れます。
母子一体化経験から母子分離へ。
目が見え、身体機能が少しずつ自分の感覚になっていく。
ハイハイからつかまり立ち、
そして二足歩行へと移行していく。
誰に教わるわけでもなく、身体は求めていこうとする。
そんな赤子の私たちは、
もともと一体化していた「主(母)」の姿を、
どこかで欲しながら成長していきます。
・見守りと、依存対象物を欲するシステム
・相手の反応を鏡のようにして「自分を知っていく」システム
・危険は不快で感知し泣いて知らせるシステム
それが本能(OS)にある。
そして経験を積んで、
・離れても大丈夫なものなんだね!(←愛着形成)
と、母から独立しても、
生きていけるものだという心の基盤を作っていくの。
その基盤と共に自我意識は発達していく。
自我意識には、「境界性」と「自己愛性」の問題が、
いつも同座しているの。
切り離せません。
基盤が安定だとありがたい。
しかし不安定だとどうなるのか。
お解りですよね。
過去ブログで取り上げた人格問題になるってわけ。
私達の自我意識は、
①「私」と「外部」は、どんな距離感が存在するのか
②外部にとって「私の振る舞い」は、どんな存在なのか
安全確認をするかの如く、
二つの問題が同時に起こっています。
①は「境界性」。
②は「自己愛性」。
自我意識の根幹です。覚えてください。
だから、
自我意識の形成に問題が起きている人は、
必ず「境界性」と「自己愛性」の問題が、背景にあります。
・分離によって強く刻まれた孤立と恐怖の印象
・如何にして自分の立ち位置を、安全に確保するかの強い欲求
この2つの不安が優越欲求に繋がって、
行動を複雑化し、
他者を巻き込む迷惑行動を起こしています。(←ポイント)
巻き込まれて苦悩を味わっている人は、
相手の『心の弱さ』を見抜く必要があります。
(相手はけして強くはありません)。(←ここをわかって)
明日に続きます。
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