2018年2月27日火曜日

厄介な行動に巻き込まれていくパターンがある


ここ最近、カウンセリングのご利用が多くなりました。

この時期は年度末に向かって、

色々なことが身の回りで起きやすい時期ですので、

ストレスがかかりやすくなってます。

自分の心の中身がスッキリするために、

早めの対処は好転を望みやすくなります。

ぜひご利用くださいませ(*'ω'*)


さて、本題。

先日までに原因については取り上げていきました。

一つは「境界性」で、分離感が強く、孤立感を募らせている。

もう一つは「自己愛性」で、

他者に自分のイメージ通りに受容してもらっていない不満を持っている。

その結果、

不器用な対人依存関係と、

過剰な癒着願望並びに、優越欲求と承認欲求を必要としています。


今日からは厄介な性格の人が、

どんな行動で巻き込んでいくのかに着目していきましょう。

全体のパターンとして、

①自分より目上の人から巻き込まれるパターン

②自分と同等な立場、または目下の人から巻き込まれるパターン

③自分が人を巻き込んでいるのに無自覚なパターン

があげられます。

職場や家庭、学校やサークルなど至る所で起きます。


場所や内容は違うのですが、

厄介な性格から起こす行動は、似たり寄ったりです。

これは、一度経験しておくと、

至る場所で見分けがつくようになるってことです!(^^)!


私達カウンセラーは、①②③全部のパターンを扱います。

最も多いのは、やはり①です。

そして次に③です。

意外にも②は、①と③ほどではありません。


そして分析ポイントです。

巻き込んでいく人は、

「プライドが高い」「自意識過剰」が共通します。

一方、

巻き込まれていく人は、

同じく「プライドが高い」「自信家」がある場合と、

その逆で「自我脆弱」「実は自信がない」の場合とがあります。


お気づきでしょうか?

一つは、

「プライド」と「プライド」の戦いをしています。

③が度外視されていたことがこの経験で発覚する場合です。

もう一つは、

巻き込まれてばかりいる人の、

「自我脆弱性」「心配性」「寛容性」を、

相手に感づかれて利用されている場合です。


見えないパワーバランスが存在してます。

お互いが役割分担を担って、この問題は起きているんです。

目に見えない「力学」が潜んで働いているのですね"(-""-)"


今日はここまでね。





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