ちょこっと内向性の補足をさせてください。
主観的要因は、
外部の情報を元手に、
個人に内在する心的エネルギーが誘発されるとお伝えしましたでしょ。
例えば、
写真のような「人魚」を客体として見たとします。
外向性が強い人は、
そのまま人が人魚の格好をしてカメラの前でポーズを取っている。
と解釈が一般にはなされると思います。
内向性が強い場合は、
その人魚のいる世界とはどんなであろうか、
海の色や空の色や、他の人魚はどうなのか・・・・。
などの背景にふと眼が向いていきます。
その客体が存在する世界観を一つの芸術とみるような感じ。
で、そちら側に興味がそそられ、
自分独自の世界観が広がることが多いのです。
誰に教えてもらったわけでもなく、
原始的でかつ雄大な自然界の一部として客体を捉えていたり、
自然愛、人間愛、太古的、宇宙観などロマンへの共鳴があるんですね。
発想がデカい。
現代人として、唯物社会を生きるだけとか、
成果主義に勤しむよりも、
大義を何故か持っているような物の見方をしたりします。
持って生まれた感性という言葉が、
似合うような気がしますね。
(補足お終い)
で、本題。
内向的感覚型は、
客体にあまり関わらず、
誘発された自分の発想を重視する。
そんな感覚の持ち主です。
以前、外向的感覚型のときに、
サラッと触れましたが、
内向的感覚型の人が、
独自の知覚世界観を外部に表現できる洗練された状態だと、
結構何もしなくても、
男性も女性も格好がいい。
人を自然と引き付ける。(天性の発信元の素質)
カリスマ性がある。
独特な雰囲気なのですが、嫌みもない。
その人そのものだからなんですね。
流行を追わない。
必要ない。
誰かの模倣とは違うし、
その発想への自覚がハッキリとあるので、
論理的に説明することも可能だったりする。(←思考型の発達も洗練)
これが、
模倣を得意とする外向的感覚型と、
内向的感覚型の差。
以前にもお伝えしましたが、
外向型が道具を探して与えてもらおうと、
外を気にするのに対して、
内向型は道具そのものを創ることが出来ます。
湧いて出て来ちゃう人なのですよ。
内向的感覚型が洗練されると、
その分野では「太陽」のようです。
芸術分野や、
専門分野でその内在する力が、
発揮されることが圧倒的に多いですね。
そこにいるだけで華がある。
人目を引く人になってます。
だから、外向性感覚型の人にとっては羨望の対象。
ただし妬みを買うのも必然です。
羨望と嫉妬は紙一重ですのでね。
職人の世界はとても難しいと言われているのは、
内向性が優勢で、外交下手だったりするからなのよ。
交渉ごとになると、
内向性の特徴である「権力主義」が影響し、
頑固になるのよね~
納得。
外交を担ってくれる外向性が優勢のマネージャーとタッグを組むと、
上手く財を創り上げられるのも、当然っちゃ当然なのよね。
パートナーは大事ですね(*^^)v♡
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