内向性が優勢な場合は、
如何にして主観的世界を持ちながらも、
外向きエネルギーを使って、
他者と譲歩するように表現していけるかが、
分かれ道のように思います。
今日は、
内向的感覚型だけでなく、
内向的直観型も、
入り込んでしまう迷路があるんです。(一緒にやります)
子どもの頃から内向性が優勢の子は、
その子に内在する世界観に安住したがります。
だから、現実社会での楽しさを見つけることに苦労する。
外向きエネルギーの開発を放置すると、
社会不適応な状態になりやすい。
ハードルが高くなると、、
現実と非現実の逆転をさせていきます。
このタイプは、
愛情不足を感知すると、
益々殻に閉じこもるようになります。
想像性が「幻想」「虚妄」に結びついてしまうのです。
現実社会での自我意識は、
「仮の自分」になっちゃうのよね。
この苦しい世界を生き延びる役目は「仮の自分」にやらせて、
もう一つの想像世界の中にいるほうが「本当の自分」になる。
現実と非現実が、完全に逆転している状態が普通になっていくのよ。
妄想の中に逃げ込むことだけが、
唯一の救いになっちゃうの。
でね、一見外からは、
何もかもうまくいっているように演じている。
学校も嫌だけど頑張っていく。
親を悲しませないようにするために。
でも、
どこか無関心で冷たいような感じを与えたりする。
遠くを見てると言うか、明後日の方向を見てる。
現実社会に無関心を決め込むことで、
内向性過多の自分を守っている。
感覚マヒ、感情の平坦化まで進行している場合もあります。
外へ表現できないもどかしさと、
理想と現実のズレに、
常に怯えています。
本当は、
誰かと深く関わり繋がりたい、認めてもらいたい欲求が強いのに。
とても複雑なんですね。
ひとたび自分の安全基地になってくれそうな人やモノに出会うと、
強烈な急接近を開始したり、
強迫的行為になっていく人もいます。
サポートする側は、
根気よく話を聞いていく必要がありますよ。
ふとしたときに、
現実と非現実の逆転から解放されたいとの意図を、
表明することもあります。
会話をしていると、
正気に戻る一瞬があります。
でもやっぱり、
非現実の中に留まるほうが救われる。
それが繰り返されます。
急に相手の世界観から引っ張り上げるようなことは、
控えましょう。
相手の恐怖心やコンプレックスを、
減らしていくほうが得策だったりします。
そして、自らの足で現実に戻ろうとする方が、
いいんじゃないでしょうか。
病的になると、
不安神経症や睡眠障害になってます。
妄想や幻聴・幻覚も始まります。
混乱が著しい場合は、医療処置も考えたほうがいいです。
悪化を食い止める必要があります。
(ケースの一例)
私自身「ヨガ、アーユルヴェーダ、占星学、哲学、宗教観、道徳律」やらを扱いますでしょ。
スピちゃん大好きな人から、質問されることが多いんです。
内向性のエネルギーが優勢になっている人が、
興味を持ちやすい分野でもあるんですね。
「本では、この世は虚妄(マーヤー)だって書いてありますよね」
「どちらが本当なんですか」
「チャクラが開いちゃったらいいと思いませんか」
とか。
この質問は、ヨガの愛好家からもあります。
最近はハッキリと、
一元論、二元論、不二一元論などの各思想が作られた時代背景と、
宗教変革歴史と、文化教育の流れを学び直して、
本を何度も読み返すといいですよ。
って応えます。
知識(ジュニアーナ)の研究部分って、
学者肌でないと難しいと昔から言われてます。
バクティ(信愛・信仰や崇拝思想)のほうが、
子どもから簡単に出来て、
いつの時代も人を魅了していたと、事実を伝えます。
ぶっちゃけ、
行法って、
自我意識をわざわざ面倒うな状況に追い込んで、つるし上げるんですよ。
出なきゃ理解も出来ないし看破も出来ない。
その看破と引き換えに、
人格者を狙っていくわけですよ。
ニュアンスで私が表現するとしたら、
「白(清浄)を知りたければ黒(不浄)をとことん知っていけばいいって原理」
幼児性な万能感が抜けない浅はかな思考と行動を、
自覚してドンドン改めていかない限り、
生涯、自我意識(エゴ)のマインドコントロールから、
抜け出せませんよってことを言っている。
行法は自己改造。
識別能力=脳みそ開発ってわけ。
邪見から正見へ。
邪気から正気へ。
病気から元気へ。
道理を通して身につけ直していく。
だから、
行法は、心理学を越えた精神分析って異名がついてる。
こんな風に簡単ですが説明してます。
夢やロマンだけを追い続ける人は、
「が~~んッ」って感じですね。
黒を端折って白を知ろうとするから可笑しくなる。
一方、
抽象的で雲をつかむようなお話がハッキリと具体化し、
日常生活で学べる流れなんだとわかり、、
とてつもなく研究魂に火がつく人とに分かれます。
宗教用語や抽象的表現を一切やめて、
現代心理学用語を使って、
現状を捉えなおすと、目が覚める。
低次なエゴによるマインドコントロールが解けて、
自己改造を達成し、
趣味は趣味としてたっぷり嗜む。
現実をより深く味わうために思想を使う。
迷信や妄信や狂信はかけらもなく、楽しんでいらっしゃいます。
これならまったく問題ありません。
実際のケースの一例です。
著しく偏った場合は、
自分の性格をジックリ見つめ直して、
対処し直す訓練が必要です。
お勉強になりますよ~
自分の心を手術するって事が、
心理と精神を理解する一番の近道です(*´з`)
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