2018年2月4日日曜日

創造と想像が交錯する複雑な思考(ケースの一例)



内向性が優勢な場合は、

如何にして主観的世界を持ちながらも、

外向きエネルギーを使って、

他者と譲歩するように表現していけるかが、

分かれ道のように思います。


今日は、

内向的感覚型だけでなく、

内向的直観型も、

入り込んでしまう迷路があるんです。(一緒にやります)


子どもの頃から内向性が優勢の子は、

その子に内在する世界観に安住したがります。

だから、現実社会での楽しさを見つけることに苦労する。

外向きエネルギーの開発を放置すると、

社会不適応な状態になりやすい。


ハードルが高くなると、、

現実と非現実の逆転をさせていきます。


このタイプは、

愛情不足を感知すると、

益々殻に閉じこもるようになります。

想像性が「幻想」「虚妄」に結びついてしまうのです。


現実社会での自我意識は、

「仮の自分」になっちゃうのよね。

この苦しい世界を生き延びる役目は「仮の自分」にやらせて、

もう一つの想像世界の中にいるほうが「本当の自分」になる。

現実と非現実が、完全に逆転している状態が普通になっていくのよ。

妄想の中に逃げ込むことだけが、

唯一の救いになっちゃうの。


でね、一見外からは、

何もかもうまくいっているように演じている。

学校も嫌だけど頑張っていく。

親を悲しませないようにするために。

でも、

どこか無関心で冷たいような感じを与えたりする。

遠くを見てると言うか、明後日の方向を見てる。

現実社会に無関心を決め込むことで、

内向性過多の自分を守っている。

感覚マヒ、感情の平坦化まで進行している場合もあります。


外へ表現できないもどかしさと、

理想と現実のズレに、

常に怯えています。


本当は、

誰かと深く関わり繋がりたい、認めてもらいたい欲求が強いのに。

とても複雑なんですね。


ひとたび自分の安全基地になってくれそうな人やモノに出会うと、

強烈な急接近を開始したり、

強迫的行為になっていく人もいます。


サポートする側は、

根気よく話を聞いていく必要がありますよ。

ふとしたときに、

現実と非現実の逆転から解放されたいとの意図を、

表明することもあります。

会話をしていると、

正気に戻る一瞬があります。

でもやっぱり、

非現実の中に留まるほうが救われる。

それが繰り返されます。


急に相手の世界観から引っ張り上げるようなことは、

控えましょう。

相手の恐怖心やコンプレックスを、

減らしていくほうが得策だったりします。

そして、自らの足で現実に戻ろうとする方が、

いいんじゃないでしょうか。


病的になると、

不安神経症や睡眠障害になってます。

妄想や幻聴・幻覚も始まります。

混乱が著しい場合は、医療処置も考えたほうがいいです。

悪化を食い止める必要があります。




(ケースの一例)

私自身「ヨガ、アーユルヴェーダ、占星学、哲学、宗教観、道徳律」やらを扱いますでしょ。

スピちゃん大好きな人から、質問されることが多いんです。

内向性のエネルギーが優勢になっている人が、

興味を持ちやすい分野でもあるんですね。


「本では、この世は虚妄(マーヤー)だって書いてありますよね」

「どちらが本当なんですか」

「チャクラが開いちゃったらいいと思いませんか」

とか。

この質問は、ヨガの愛好家からもあります。


最近はハッキリと、

一元論、二元論、不二一元論などの各思想が作られた時代背景と、

宗教変革歴史と、文化教育の流れを学び直して、

本を何度も読み返すといいですよ。

って応えます。


知識(ジュニアーナ)の研究部分って、

学者肌でないと難しいと昔から言われてます。

バクティ(信愛・信仰や崇拝思想)のほうが、

子どもから簡単に出来て、

いつの時代も人を魅了していたと、事実を伝えます。


ぶっちゃけ、

行法って、

自我意識をわざわざ面倒うな状況に追い込んで、つるし上げるんですよ。

出なきゃ理解も出来ないし看破も出来ない。

その看破と引き換えに、

人格者を狙っていくわけですよ。

ニュアンスで私が表現するとしたら、

「白(清浄)を知りたければ黒(不浄)をとことん知っていけばいいって原理」

幼児性な万能感が抜けない浅はかな思考と行動を、

自覚してドンドン改めていかない限り、

生涯、自我意識(エゴ)のマインドコントロールから、

抜け出せませんよってことを言っている。


行法は自己改造。

識別能力=脳みそ開発ってわけ。

邪見から正見へ。

邪気から正気へ。

病気から元気へ。

道理を通して身につけ直していく。

だから、

行法は、心理学を越えた精神分析って異名がついてる。

こんな風に簡単ですが説明してます。


夢やロマンだけを追い続ける人は、

「が~~んッ」って感じですね。

黒を端折って白を知ろうとするから可笑しくなる。

一方、

抽象的で雲をつかむようなお話がハッキリと具体化し、

日常生活で学べる流れなんだとわかり、、

とてつもなく研究魂に火がつく人とに分かれます。


宗教用語や抽象的表現を一切やめて、

現代心理学用語を使って、

現状を捉えなおすと、目が覚める。

低次なエゴによるマインドコントロールが解けて、

自己改造を達成し、

趣味は趣味としてたっぷり嗜む。

現実をより深く味わうために思想を使う。

迷信や妄信や狂信はかけらもなく、楽しんでいらっしゃいます。

これならまったく問題ありません。

実際のケースの一例です。


著しく偏った場合は、

自分の性格をジックリ見つめ直して、

対処し直す訓練が必要です。

お勉強になりますよ~

自分の心を手術するって事が、

心理と精神を理解する一番の近道です(*´з`)





写真 nic519





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