今日はちょっと長いっす。
人生はいいことばかりじゃない。
赦し難いことってあると思います。
でも、どこかで区切りをつけないと、
苦しみに縛られ続けることになってしまう。
だから感情が治まったら、
蓋を開いて問題を観てみる勇気を、
いつかは持ってもいいのではないかと思います。
精神構造を知ることは、
劣勢のモノが逆転勝ちになるようなものだから。
またやっていた当事者なら、
自分の非をきちんと認めるいい機会になります。
一度でも詳細を掴んでしまったら、
貴方の目の前に似たような人が来ても、
ただ観察をするだけになります。
①「境界性」=同一化で安心を求める愛情欲求行動
→内面は、物凄く孤立感をいつも募らせて不安で生きてきているって証。
②「自己愛性」=優越欲求を証明してほしい顕示欲と承認欲求が強い行動
→内面は、物凄く劣位感をいつも募らせて心配して生きてきているって証。
しっかり覚えておいてくださいね。
出会って、巻き込まれた人は、
行動の裏側にある相手の欲求行動を、
慣れて見抜いてしまうのが秘策ですよ。
原因を知って、救われて欲しいです。
で、本題。(←前置きがいつも長い。すみません。キャラです)
人間も、
肉体も、
表現も、
全然違うけど、
心に突き動かされてやっている行動として見れば、
意外にシンプル。
どんなに実年齢が上がっても、
地位が高くても、
心理分析で見慣れてしまえば、
行動はとてもシンプルです。
それが正しくなかろうと、
そこに偏りがあろうとも、
歪んだ正義感だとしても、
自我意識は「私(僕)は間違ってなんていないのだ!」と、
ドンドン突き動かしていくんですね。
これが人間の心の本質だから。。。。
窮地に陥いって苦境に立たされれば、
まるで赤子が何とかしてくれ~と泣いている姿と、
精神構造は変わっていない。
ただ、
思考が働くようになった分だけ巧妙で、
罵声、誹謗中傷、嫌み、嫉妬、脅迫、
暴力的、高圧的、見下し、だんまり、
対人操作、試し行為、感情の激化、
裏工作、隠蔽、被害者面など
レパートリーが大人になった分増えただけです。
「境界性」と「自己愛性」の問題が大人になるまで持ち越している場合、
実は当人は、結構怒りにもう慣れています。
いつも人は、気分を悪くさせるものと考えています。
怒って→不満→怒って→不満→でもまた怒ってを繰り返して結局、
私(僕)は絶対間違ってなんていないとなってます。
「私(僕)は正しいと思っている」
この癖が、
ずーーーーーと、問題を激化させる原因だから困ったものなのよね。
≪けして他人事ではなく、遠い話ではない。
一歩踏み外せばそちら側のイタイ人の仲間に、
自分も簡単になっていきます≫
巻き込まれた側は、
自己犠牲をしてはいけません。
また、相手を正そうとも思わないこと。(←ポイント)
相手を良く観なければいけないですよ。
間違っていないと思い込んでいる人に、
説教は火に油を注ぐようなモノ。
口論なんて焼き石に水。
だから、
柔軟に考えるんです。
巻き込まれた側は、
自分の幸せを考えることなんです。
問題の理解に努め、
毅然と自分の成長のために向き合うこと。
自分の感情が揺さぶられているのに気づいたら、
深呼吸。
相手の主訴は吸わないで、吐くこと。(境界性と自己愛性)
自分の不快感情も吐いて、体外に吐きだすこと。
自分の中には「問題を理解する強さがある」と、声掛けすること。
刺激をしないことが大事。
深呼吸して、まず自分の感情の毒牙に自分が呑まれないこと。
ここが最大のポイント。なんたって自分のため。
貴方が平然とあることは、貴方の平穏につながります。
この状態にまず繋がることなのですよ~(^^♪♡
相手は二の次です。
ここまでは感情の分析。
で、その後に、
相手の意見だけに耳を傾けて、
簡素に交流するスキルに入る。
意見だけを頭に留める程度にする工夫をすることです。(←心まで入り込ませない)
その際に羨望を掻き立てないようにすることも大事。
やたらと余裕ある態度を見せつけない。
これやると、
相手の嫉妬を誘発することになる。
より一層の攻撃欲・支配欲が増幅するから、
やめとくに限るわよ。
相手は、イエスマンが欲しいだけだから。
相手を無能や無価値と決めつけることでしか、
自分を守ることが出来ない手段を選んでますから。
その精神構造を見抜いて、
おなじ土俵に乗らないことですよ。
相手の意見と主訴を冷静に確認して、
意見に応える程度で、無理に踏み込む行動はしないことです。
経過観察をしてください。
すると以下のパターンが出てきます。
頑張っても文句を言う。
そこまで頼んでいないと皮肉を言って棄却する。
貴方の改善行為&好意を、
ケチをつけて受け容れないようにする行動が良く伺える。
ここら辺はポイントですね~
そんな繰り返しをしてくる場合が結構ありますよ。
主訴(境界性と自己愛性)が望んだ形で満足されないと、
貴方を俄然痛めつける行為をし続ける可能性があります。
会社の上司は、
経済的な利害関係があるので、
その辺は割り切っていく必要がありますね。
外側に変化を期待して、
時間をかけ過ぎない方がイイこともあります。
心理的自立があれば、
思い切って転職しても経済的自立の再建は、
フィールドが変わっても、また確立していけるものでもあります。
この苦境を経験に、
人間の境界性と自己愛性の問題を自覚しちゃいましょう。
精神構造をばっちり理解し、
ターゲット状態から脱出をしていきましょう(*^^)v
エネルギーは使うべき場所で使うことにしましょう!
ピンチこそ成長のチャンスです。(何度も言っちゃう♡)
でね、
このスキルは、親の介護をする時期に使えますよ。
自分より目上の人から被害を受ける経験ってのは、
貴重なのよ。
これは、
世代交代に不満を覚える人がやる行為でもあるの。
自己保身と地位を守るために、
人を攻撃・支配するの。
精神構造が一緒なのよね。
「境界性」と「自己愛性」の問題をそのまま持ち越した場合での介護期は、
悲惨な状態だって少なくないです。(実情です)
老いを受け容れられない自己愛性。
万能でありたい自己愛性。
注目を浴びていたい自己愛性。
一人にはしないで境界性。
誰か関心を寄せておいてよ境界性。
のけ者にされている被害者意識の境界性。
こんな感じで、膨大な優越欲求と承認欲求を解決するように、
ガンガン介護者に望んでいきますよ~
「○○しておけばいいのよ詰め込み教育」の名残でしょうね。
と言うことで、
出会って巻き込まれたら、
自分が先に大人になることを考えていく。
相手の精神構造を見抜き、
一歩先を行く。
精神力をつける絶好のチャンスと捉えてくださいまし(^^♪
慣れてくると、
肩の荷が下せるようになりますよ。
無理ならメンタルヘルスへGO!
(つぶやき)
過去、「境界性」と「自己愛性」の問題を抱えたご家族さまから、
数知れず苦悩をお聞きしています。
家族でなかったら、
縁のクリアリングが出来るのに。
それは本心でもあると思います。
やられた側の心労は計り知れません。
親を親と思いたくない。
それも本心だと思います。
そこまで人を追い込む力を持っているのが、
「境界性」と「自己愛性」の問題でもあります。
戦後の高度経済成長によって物質至上主義に傾き、
当時の働き方や生活の在り方、並びに教育の方法が、
自己愛の問題に影を落としたと言われてます。
自己愛性の問題が解消しないままお年を取れば、
超高齢化社会になった今、
介護の世界で自己愛性の問題が多くの人を悩ませているのは、
けして不思議ではなく、必然なのだろうと思います。
行政で介護における苦情対策委員会を立ち上げても、
年々対応を上回る苦情が押し寄せ、
減ることがないのは当たり前のように思います。
これから20年を経て、
団塊世代と団塊ジュニア世代が迎えていく超超高齢化社会で、
繰り広げられていく親子間の確執は、
お互いの人格において、いい勉強になるのだろうと思います。
第三者的立場でゆとり教育以降の世代たちは、
シビアによく観察していることが伺えます。
新しい時代を背負っていく彼らは、
大人たちに足らなかったものを、
自然と拾い上げて活用しているようですね。
頼もしい限りです。
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