2018年2月16日金曜日

自我は私(僕)は正しいと思っている


今日はちょっと長いっす。


人生はいいことばかりじゃない。

赦し難いことってあると思います。

でも、どこかで区切りをつけないと、

苦しみに縛られ続けることになってしまう。

だから感情が治まったら、

蓋を開いて問題を観てみる勇気を、

いつかは持ってもいいのではないかと思います。

精神構造を知ることは、

劣勢のモノが逆転勝ちになるようなものだから。

またやっていた当事者なら、

自分の非をきちんと認めるいい機会になります。

一度でも詳細を掴んでしまったら、

貴方の目の前に似たような人が来ても、

ただ観察をするだけになります。


①「境界性」=同一化で安心を求める愛情欲求行動

→内面は、物凄く孤立感をいつも募らせて不安で生きてきているって証。

②「自己愛性」=優越欲求を証明してほしい顕示欲と承認欲求が強い行動

→内面は、物凄く劣位感をいつも募らせて心配して生きてきているって証。

しっかり覚えておいてくださいね。


出会って、巻き込まれた人は、

行動の裏側にある相手の欲求行動を、

慣れて見抜いてしまうのが秘策ですよ。

原因を知って、救われて欲しいです。


で、本題。(←前置きがいつも長い。すみません。キャラです)

人間も、

肉体も、

表現も、

全然違うけど、

心に突き動かされてやっている行動として見れば、

意外にシンプル。

どんなに実年齢が上がっても、

地位が高くても、

心理分析で見慣れてしまえば、

行動はとてもシンプルです。


それが正しくなかろうと、

そこに偏りがあろうとも、

歪んだ正義感だとしても、

自我意識は「私(僕)は間違ってなんていないのだ!」と、

ドンドン突き動かしていくんですね。

これが人間の心の本質だから。。。。


窮地に陥いって苦境に立たされれば、

まるで赤子が何とかしてくれ~と泣いている姿と、

精神構造は変わっていない。

ただ、

思考が働くようになった分だけ巧妙で、

罵声、誹謗中傷、嫌み、嫉妬、脅迫、

暴力的、高圧的、見下し、だんまり、

対人操作、試し行為、感情の激化、

裏工作、隠蔽、被害者面など

レパートリーが大人になった分増えただけです。


「境界性」と「自己愛性」の問題が大人になるまで持ち越している場合、

実は当人は、結構怒りにもう慣れています。

いつも人は、気分を悪くさせるものと考えています。

怒って→不満→怒って→不満→でもまた怒ってを繰り返して結局、

私(僕)は絶対間違ってなんていないとなってます。



「私(僕)は正しいと思っている」

この癖が、

ずーーーーーと、問題を激化させる原因だから困ったものなのよね。

≪けして他人事ではなく、遠い話ではない。

一歩踏み外せばそちら側のイタイ人の仲間に、

自分も簡単になっていきます≫



巻き込まれた側は、

自己犠牲をしてはいけません。

また、相手を正そうとも思わないこと。(←ポイント)

相手を良く観なければいけないですよ。


間違っていないと思い込んでいる人に、

説教は火に油を注ぐようなモノ。

口論なんて焼き石に水。

だから、

柔軟に考えるんです。

巻き込まれた側は、

自分の幸せを考えることなんです。


問題の理解に努め、

毅然と自分の成長のために向き合うこと

自分の感情が揺さぶられているのに気づいたら、

深呼吸。

相手の主訴は吸わないで、吐くこと。(境界性と自己愛性)

自分の不快感情も吐いて、体外に吐きだすこと。

自分の中には「問題を理解する強さがある」と、声掛けすること。


刺激をしないことが大事。

深呼吸して、まず自分の感情の毒牙に自分が呑まれないこと。

ここが最大のポイント。なんたって自分のため。

貴方が平然とあることは、貴方の平穏につながります。

この状態にまず繋がることなのですよ~(^^♪♡

相手は二の次です。

ここまでは感情の分析。



で、その後に、

相手の意見だけに耳を傾けて、

簡素に交流するスキルに入る。

意見だけを頭に留める程度にする工夫をすることです。(←心まで入り込ませない)

その際に羨望を掻き立てないようにすることも大事。

やたらと余裕ある態度を見せつけない。

これやると、

相手の嫉妬を誘発することになる。

より一層の攻撃欲・支配欲が増幅するから、

やめとくに限るわよ。

相手は、イエスマンが欲しいだけだから。

相手を無能や無価値と決めつけることでしか、

自分を守ることが出来ない手段を選んでますから。

その精神構造を見抜いて、

おなじ土俵に乗らないことですよ。


相手の意見と主訴を冷静に確認して、

意見に応える程度で、無理に踏み込む行動はしないことです。

経過観察をしてください。

すると以下のパターンが出てきます。

頑張っても文句を言う。

そこまで頼んでいないと皮肉を言って棄却する。

貴方の改善行為&好意を、

ケチをつけて受け容れないようにする行動が良く伺える。

ここら辺はポイントですね~

そんな繰り返しをしてくる場合が結構ありますよ。


主訴(境界性と自己愛性)が望んだ形で満足されないと、

貴方を俄然痛めつける行為をし続ける可能性があります。


会社の上司は、

経済的な利害関係があるので、

その辺は割り切っていく必要がありますね。

外側に変化を期待して、

時間をかけ過ぎない方がイイこともあります。

心理的自立があれば、

思い切って転職しても経済的自立の再建は、

フィールドが変わっても、また確立していけるものでもあります。

この苦境を経験に、

人間の境界性と自己愛性の問題を自覚しちゃいましょう。

精神構造をばっちり理解し、

ターゲット状態から脱出をしていきましょう(*^^)v

エネルギーは使うべき場所で使うことにしましょう!

ピンチこそ成長のチャンスです。(何度も言っちゃう♡)



でね、

このスキルは、親の介護をする時期に使えますよ。

自分より目上の人から被害を受ける経験ってのは、

貴重なのよ。

これは、

世代交代に不満を覚える人がやる行為でもあるの。

自己保身と地位を守るために、

人を攻撃・支配するの。

精神構造が一緒なのよね。


「境界性」と「自己愛性」の問題をそのまま持ち越した場合での介護期は、

悲惨な状態だって少なくないです。(実情です)

老いを受け容れられない自己愛性。

万能でありたい自己愛性。

注目を浴びていたい自己愛性。

一人にはしないで境界性。

誰か関心を寄せておいてよ境界性。

のけ者にされている被害者意識の境界性。

こんな感じで、膨大な優越欲求と承認欲求を解決するように、

ガンガン介護者に望んでいきますよ~

「○○しておけばいいのよ詰め込み教育」の名残でしょうね。


と言うことで、

出会って巻き込まれたら、

自分が先に大人になることを考えていく。

相手の精神構造を見抜き、

一歩先を行く。

精神力をつける絶好のチャンスと捉えてくださいまし(^^♪

慣れてくると、

肩の荷が下せるようになりますよ。

無理ならメンタルヘルスへGO!



(つぶやき)

過去、「境界性」と「自己愛性」の問題を抱えたご家族さまから、

数知れず苦悩をお聞きしています。

家族でなかったら、

縁のクリアリングが出来るのに。

それは本心でもあると思います。

やられた側の心労は計り知れません。

親を親と思いたくない。

それも本心だと思います。

そこまで人を追い込む力を持っているのが、

「境界性」と「自己愛性」の問題でもあります。


戦後の高度経済成長によって物質至上主義に傾き、

当時の働き方や生活の在り方、並びに教育の方法が、

自己愛の問題に影を落としたと言われてます。

自己愛性の問題が解消しないままお年を取れば、

超高齢化社会になった今、

介護の世界で自己愛性の問題が多くの人を悩ませているのは、

けして不思議ではなく、必然なのだろうと思います。


行政で介護における苦情対策委員会を立ち上げても、

年々対応を上回る苦情が押し寄せ、

減ることがないのは当たり前のように思います。

これから20年を経て、

団塊世代と団塊ジュニア世代が迎えていく超超高齢化社会で、

繰り広げられていく親子間の確執は、

お互いの人格において、いい勉強になるのだろうと思います。


第三者的立場でゆとり教育以降の世代たちは、

シビアによく観察していることが伺えます。

新しい時代を背負っていく彼らは、

大人たちに足らなかったものを、

自然と拾い上げて活用しているようですね。

頼もしい限りです。





写真 gatopalomas




湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki☆メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応・応相談
通販サイト完売☆アーユルヴェーダnewsでアーユルヴェティックカウンセリングをチェック!