2018年2月28日水曜日

周囲への過剰な期待がやめられない

人を平気で巻き込んでいく問題行動には、

かならず発端があります。


難しくないですよ。

掘り下げます。

巻き込む人は、周囲に過剰な期待をいつも持っているんです。

それが想うような展開になっていない現実を突きつけられた時に、

行動を吹っかけているのです。


目的は、期待通りや予想通りに近づけるため。

自分のイメージ通りしておきたいがため。

幻想的願望を叶えるために、

他者を巻き込む行動をしています。


どうしてこうなるのでしょうか!?

それは潜在意識に、

「癒着願望」「優越欲求」「承認欲求」の3つがあるからですね。


周りと上手く共存している証が欲しい。(←癒着願望)

そんな願望が慢性的にたっぷりあるからです。

いつもそんな怯えた心理状態なんですよ。(←潜在意識)

これが動機。

だから特別な扱いを望んじゃう。(←優越欲求)

いつも思った通りに承認してもらいたい。(←承認欲求)

となる。

強気な外面とは全然違いますね~


これは言い換えると、

期待は欲求不満の裏返しの証。

誇示や肥大は自信のなさの裏返しの証。

どうしても人間不信の証。

また、

外部環境に著しく振り回されている「脆弱な知覚器官と識別脳」であるってことです。

外部に協力して貰わなければ、

どうにも治まりようも静まりようもない興奮状態ってことですのよ。


昨年のブログ題材を覚えていらっしゃいますか!?

愛着の不安定型(不安型、回避型、両価/抵抗型、混乱型)。

これらがしっかり根深く関わってます。

いわゆる愛情不足の経験によって作られたパーソナリティの特徴行動なんですよ。

だから問題行動は愛情欲求の現われです。


巻き込まれても慌てる必要などないのです。

落ち着いて冷静になって観察してください。

相手の精神構造を知ることがいかに大事か。

脱出、改善は可能です(*^^)v♪


内容がどうであれ発端は、

巻き込まれた人が、

厄介な行動をする人の期待とは違った行動をしたから、

ターゲットにされたってことです。


先日の言葉を持ち出すと、

「もっと丁重に扱え!私(僕)は重鎮なんだぞ」と、

声高々と訴えているってことなだけです"(-""-)"

相手の承認欲求を貴方が拒否すれば、

事態は悪化すると思います。

かと言って、真に受けてばかりいたら身が持ちません。

受けてばかりいたら、

彼らの過剰な欲求に拍車をかけて、

益々厄介な行動へと発展していきます。


落ち着いて相手の主訴は何か冷静に考えること。

それにリアクションするだけ。

また、

相手が貴方を利用していると思えるなら、

パワーゲームのカプセル化から脱出し、

物理的に距離を置くことを考えることです。


会社の上司や婚姻関係に至ったパートナーがこのタイプだと、

対応が難しくなりますね。

経済的な問題があると思いますから。

この場合は、「客観的価値」の識別力を問われていると、

捉え直すといいと思います。

本当に役に立つ人材とは何か、

本当に従うべく上司(パートナー)はいったいどんな人なのか、

人間に必要なものは一体何なのか、

「人徳」を学ぶ眼を培うチャンスとしてください。

詳しくは明日ね。




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