先日私用で立ち寄った場所で、
新聞の一面に「しつけと体罰の線引き」について、
取り上げていて思わず手に取りました。
①いう事を聞かないので頬を叩く
②いたずらしたので長時間正座をさせる
③友達を殴り怪我させたので同じように殴る
④他人の物を盗んだのでお尻を叩く
⑤宿題をしなかったので夕飯を与えない
早急に親のケアを先に進めていかないと、
混乱が生じるなり、
さらなる二次的歪が現れていくだろうと思います。
感情の行き場を探して行くのが人間の性ですから。
子どもを守れるようになるには、
まず大人側が感情や欲情を、
しっかり受け止めてコントロールする術を持たなければなりません。
欲情と愛情は対極に位置するもの。
同情と愛情は似て非なるもの。
愛は楽しく甘いものと思いがちですが、
相手のために自分をコントロールして初めて叶うものです。
そうしたことを大人が知らないでいます。
良かれと思ってた行動が愛じゃないのよね。
人はひとたび不快な感覚に襲われれば、
○○しておかなければいけない危険だとなり、
欲情が発動するような性。
心配、不安があれば即座に幼い意識と直結し、
境界線をなぎ倒して相手に「やって欲しい」「守れ」と要望を持ちだすもの。
そうした依存的・支配的な仕組みを大人が真っ向から受け止めて、
改善しなければなりません。
子に当たることが出来なくなれば、
それは物に当たるなどへとなるはずです。
それが心理的虐待になる行為だと、
どれだけの人が知っているのでしょうか。
この記事を視て、
優劣意識を持たざるを得なかったアイデンティティーの環境に、
新聞の内容が深く関わっているケースが少なくありません。
この改正が、
親子が繋がり直すいい機会になって欲しいなぁと思ってます。
親子が温かい交流で結ばれることを願っています。
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