2019年12月17日火曜日

事実を受容すると感情の歪が治まる



家庭は子にとって安全基地であることが望ましい。

心理学者の言葉です。

そこから逸脱する家族は、

援助ではく管理・監視に至り、

家庭は強制収容所となります。


子どもたちは最も愛する人から、

ひどい仕打ちを受けることになります。

子どもは大切な人を失ったも同然です。


大切な人と意思疎通が合わないことは、

子どもにとっては大きな痛手です。

家庭は本来話し合う場なのですが、

それが出来ないとなると、

くすぶりを溜めこんでいく一方になります。

これは受容とは違います。

未だ三番目の交渉中です。


なんでこんな家族に自分は生まれたのだろうか。

誰も自分の気持ちをわかってくれない。

不幸だな。

他のみんなはいいな・・・・。

なんでみんなは笑っていられるんだろう。

ここで生きる意味がわからない。

追いつめられた子どもたちはそんな思いを募らせて、

未解決のまま大人になってます。

これは大変危険な状態です。


この情緒は何かをきっかけに吹き出す危険があります。


相手に同じ哀しみ方を強要するような関係を望んだり、

(わかって癖)

もしくは思い知らせてやりたいはけ口を外へと探します。

(なんでわかってくれない癖)

他人を頼りたい依存性と危険な攻撃性持ち合わせて歳を重ねます。


もしあなたが悲しみの五段階の中に今だに留まっているなら、

カウンセリングをすることです。

話して明かす価値があります。


そして育ての親がどれほどに未熟な人間であるか、

シッカリ知って受容することが、

歪の修復に協力してくれます。


親という虚構が崩れても、

そこにあるのは一人の人間としての姿です。

時代、国土文化、社会慣習を受けて育った一人の人間の姿が、

あるだけです。

それは自分自身も同じです。


思春期以降、人間の理解能力はどんどん上がっていきます。

ご自身で人間を認知し直すほうが、

アイデンティティー再体制化がスムーズです。


良く意味もわからずに、

癒着・同一化を持ちこしていることが

アイデンティティーの迷子を生んでいるだけですから。

辛かったですね。


是非この機会に人間の「こころ」を知ってくださいね。

あなたは「生きる」に真っ向から立ち向かう人ですよ。

そして同時に、あなたは良薬を作れる人でもあります(*^^)v





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