2023年1月19日木曜日

実例 みんなはそうならないのですか!?という疑問

 

ネガティブだと思う・・・、

すぐ人目を気にしてしまう・・・、

怖くてビクビクしちゃう・・・、

いつも面白くない・・・、

といった悩みについてのご相談。


心の問題は、

カウンセリングから始まり、

徐々にコーチングに移行して、

心の在り方が変容するようにしていきます。

力動的アセスメントを取り入れていかないと、

クライアントは堂々巡りを抜け出すことができません。


その際に、今日のような質問が出てきます。

「みんなはそうならないのですか?」という疑問。

当然の疑問だと思います。

自分だけがどうして・・・・って差別的になってしまうときが必ずあります。


そんなときは、

沈んだ気持ちに寄り沿った後、

感情が落ち着いたら、

理性的に考えていただくように対応しています。


人間の脳は、あるものでしか動けません。

ないことはできません。

指令できません。


これは、

英語やフランス語を知らない人が、

それらの言語を使った夢を見ないのと同じ。


ないものは意図的につくらないといけません。

作ればいいのです。


意図的にトレーニングを重ねて改変する時間がどうしても必要です。


わたしは、本能的にまでなった心の在り方は『基盤』『OS』、

トレーニングに要する時間は『上書き期間』『体得期間』と名づけています。


基本的不信感→基本的信頼感。

消極的→積極的。

依存・隷従→自主自発管理。

罪悪・自虐→自己向上・発展。

癒着・同一化→分離・自由。

悲観主義→楽観主義。


心の在り方の違いを対比して書いてみました。

自分の努力で自分の心を理解し、

左側の世界観から右側の世界観へと移行できるように、

導いていきます。


悲観的に考えてしまう人は、

なにも差別ではないのです。


聖賢の教えから抜粋しますが、

人間は本能に、

快か不快か、もしくはそのどちらでもないという判断機関があります。

知覚器官から入ってきた情報を、

最初にふるいにかけて選択します。

人間の本質はもともと左側になりやすいといいます。


よーく分析すると、皆経験している道なのです。

疑問に思う人は赤ちゃんを観てください。

些細なことで泣いて(あれは怒っているのですが)助けを求めます。


だから、

優しさが必要だと言っています。

優しさって『人』と『憂い』が合わさった字ですよね。


ただ左側の期間が個人によって違っているだけ。

万人に与えられているプロセスです。

悲観せず差別意識を越えて、一緒にトレーニングをして行きましょう。

今も実行している仲間はいますよ。




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