2023年1月25日水曜日

お正月にあるあるなアダルトチルドレンファザー・マザーのお話②

 

続編です。


実家にいる最中は緊張感が治まりません。

伴侶にも振る舞いに気をつけてもらいます。

中には、

『親の前で、夫の僕に恥をかかせるな』と、

罵倒された苦い経験をお持ちのひともいらっしゃいます。

(成績優秀を非常に気にする家庭に多いです)


孫も同様です。

いい子であることが基本です。


そして、

よくあるのがアダルトチルドレンファザーがおじいちゃんになった場合。


祖父の気分が上がるようなお話だけが許されます。

親族や知人友人の喜ばしいお話はご法度です。

自分の存在価値が、

誰よりも上として崇められるような状態でなければ不機嫌になります。

(これは劣等意識と虚栄心があるために起こります)


孫の好きテレビや遊び、

お話が盛り上がってくると不機嫌になります。

『うるさい』『やかましい』『静かに出来ないのか』という叱責が飛んできます。

(これは自分が中心にないことが気に入らないからです)


祖母が孫や子世代と仲良く談話をしていると、

不機嫌な態度で、

『あれはどうした?』『どこにある?』と、

そういうときに限って割り込んできます。

(これは、日頃から子どものように、

一体化して(親子疑似)妻に世話をさせているためです)


・会話の強制

・子どもが親の機嫌をとる

・いい子に振る舞う

それが大事だと教えるアダルトチルドレンファザー・マザーの行為は、

日本のどこにでもある家庭だったのかもしれません。


8050世代、7040世代は特に注意ですね。


最近の良い兆候は、

ドラマの脚本に現れていると思います。


ミドル・シニア世代が子どもだったころのドラマは、

『うちの子にかぎって』『積み木崩し』のように、

親は頑張っているのに、子どもが問題というメッセージが送られてましたが、

最近のを見る限り、

価値観を押し付ける毒親、

仕事だけして家庭や育児を疎かにする夫、尽くして黙っている妻、

といったメッセージが送られています。


過去は子ども、現在は大人にスポットライトが当たってます。

イクメン、一緒に育児&夫婦共稼ぎが、

当たり前になった時代だからこそなのかもしれませんね。


時代とともに、

育児スタイルが変わってきていることを自覚して、

親子の関わり方も変えていく必要があるのではないでしょうか?


後になって気づいたからといって諦めないでください。

ミドル・シニアになっても、省みることは価値があります。


今だから心からの謝罪も出来ますし、

行為を改めた関係を結んでいくことだってできます。


間違った見解や行為を改めた自分を、

実際に行動で示すしていくことに、

教育の意味が込められているのではないでしょうか。




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