幼児期の躓きも多いですね。
怒りの感情が湧き起こるときは、「自分を侵害された感」があるからです。
これは人間なら誰もがもっている反応です。
幼児の怒り = 安全や尊厳を侵害された欲求不満 = 生理的なモノ
不快感覚を表現するとしたら、
「悲しみ」か「怒り」しかないのです。
ですから、何に対して怒り出したのかを聞き出してあげることが大事です。
小さな子どもほど支離滅裂です。
それでも聞いてあげることが大事。
感情はいずれ静まるものです。
一度流して静まるのを一緒に待つゆとりが親側に必要です。
怒りは静まるものなんだ = 一時抱えることが出来るものなんだ
ということを、長い時間をかけて教えてあげます。
また、怒りを元手にどのように表現したら、
自分の欲求が理解されて、他者と繋がれるのかを身につけます。
すごく重要です。
大事なのは、子どもの欲求に焦点が当たっているかです。
抑え込んでいる時点で、親側の欲求に焦点が当たっているでしょ。
これはマズいです。機能不全です"(-""-)"
幼児は、この時期「自己表現・自己主張」をへたっぴながら試しています(*'ω'*)
頭ごなしの抑圧は、乳児期につくられた健全な自己愛が崩壊してしまいます。
・幼児の怒りの感情にゆとりを持って待つ対処をすること。
・子どもの欲求に耳をかたむけて対処すること。汲み上げること。
・その際に、出来ることと、出来ないことを明確にすること。
・○○なので今は出来ない。困ったねなど。落ち着いた行動をする。
だだっこは怒りの感情がピーク中。
その真っ最中に「ダメッ!」などの一言で、親が感情的な拒否態度をすることが多すぎると、
大変問題です。(子供に躁的防衛が発症します)
幼児期は、「幼児性万能感」と言って、
なんでも思い通りになるとの基本的な心理があるんですね(笑)
だから、親がおどおどし弱々しくてもいけないし、親が過度に神経質・緊張・傲慢でもいけない。
子どもも、親の対処を通して、自己主張の仕方を吸収しているのですね。(親に似ます)
怒りの感情の中に在る、
本当に欲しがっていることに焦点を当てて、対処するようにすることです。
大人になっても、これは同じです。
自問自答が難しかったり、すぐに怒ったり、
他人に過剰に依存して、気にするようなら、
この時期からの問題に、取り組む必要があります。
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