2017年2月4日土曜日

健全な自己愛をつぶさない






幼児期の躓きも多いですね。

怒りの感情が湧き起こるときは、「自分を侵害された感」があるからです。

これは人間なら誰もがもっている反応です。

幼児の怒り = 安全や尊厳を侵害された欲求不満 = 生理的なモノ


不快感覚を表現するとしたら、

「悲しみ」か「怒り」しかないのです。

ですから、何に対して怒り出したのかを聞き出してあげることが大事です。

小さな子どもほど支離滅裂です。

それでも聞いてあげることが大事。

感情はいずれ静まるものです。

一度流して静まるのを一緒に待つゆとりが親側に必要です。

怒りは静まるものなんだ = 一時抱えることが出来るものなんだ

ということを、長い時間をかけて教えてあげます。

また、怒りを元手にどのように表現したら、

自分の欲求が理解されて、他者と繋がれるのかを身につけます。

すごく重要です。


大事なのは、子どもの欲求に焦点が当たっているかです。

抑え込んでいる時点で、親側の欲求に焦点が当たっているでしょ。

これはマズいです。機能不全です"(-""-)"

幼児は、この時期「自己表現・自己主張」をへたっぴながら試しています(*'ω'*)

頭ごなしの抑圧は、乳児期につくられた健全な自己愛が崩壊してしまいます。

・幼児の怒りの感情にゆとりを持って待つ対処をすること。

・子どもの欲求に耳をかたむけて対処すること。汲み上げること。

・その際に、出来ることと、出来ないことを明確にすること。

・○○なので今は出来ない。困ったねなど。落ち着いた行動をする。

だだっこは怒りの感情がピーク中。

その真っ最中に「ダメッ!」などの一言で、親が感情的な拒否態度をすることが多すぎると、

大変問題です。(子供に躁的防衛が発症します)

幼児期は、「幼児性万能感」と言って、

なんでも思い通りになるとの基本的な心理があるんですね(笑)

だから、親がおどおどし弱々しくてもいけないし、親が過度に神経質・緊張・傲慢でもいけない。

子どもも、親の対処を通して、自己主張の仕方を吸収しているのですね。(親に似ます)

怒りの感情の中に在る、

本当に欲しがっていることに焦点を当てて、対処するようにすることです。

大人になっても、これは同じです。

自問自答が難しかったり、すぐに怒ったり、

他人に過剰に依存して、気にするようなら、

この時期からの問題に、取り組む必要があります。








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