2017年2月6日月曜日

人をコントロールしておかないと安心できない






べったりと突き放しの両価性パターンは、パーソナリティに悪影響を及ぼします。

この状態では、

いつ非難を被るかわからない、危険にさらされている状態です。

安全な家庭ではありません。

ですが逃げ場がないならどうしますか!?



すると、子どもは、親をコントロールする側に回ろうとします。

就学時前から、早い子では始まります。

愛想笑いや誰でも構わず愛情と関心を寄せて貰おうとの行動が始まります。

小さな子どもが、自分の命を守るために、

相手の感情を感覚で先読みし、コントロールすることを覚えてしまうのです。



これが、大人になって、ビジネススキルとして効果を発揮することがありますけどね。

ですが、社会的成功とは裏腹に、

恋人や伴侶となると、このコントロールは、利害関係と化してしまいます。



愛情飢餓と、過剰な愛情欲求の狭間で、

不安と不満を無自覚に過剰に膨らませ、大人になります。

人をコントロールしておかないと安心できないために、

子どもの頃に覚えた行為を、

愛する者たちに向けてしまうため、

最も愛を与えてほしかった者が、疎ましく思い、離れていくように、

自分で仕向けています。

幼児性万能感が抜けないまま、思い通りに出来ると思い込んでのこと。

先読み思考と対人操作の成功が目的化してます。



自分は一体何が欲しいのか。

どのくらい欲しがれば、自分は気が済むのか。

偽りの自分をずっと維持したいのか。

自問自答することです。


膨大で、過剰な欲求を、内に秘めていることを、

明実にしていかない限り、負の連鎖は食い止められません。

結局は、自分の内面を掘り当て、傷口に適した行動をしていかない限り、

本当の自分で、愛する者と思い合うなどは、夢のまた夢。



重いパーソナリティを抱えている場合は、

新しい視点にたって、人間性や信頼、誠実を取り戻すことから始めるといいです。

偽りの自分を捨てて、

本当の自分の心の在り方と、身の施し方をつけ直すことが必要です。







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