2017年2月8日水曜日

怒りを通して懺悔と感謝を学ぶ



幼児期は、怒りの感情の扱い方を学ぶ大切な時期。

それと、まだまだ大事な課題があるのです。

それは、「懺悔と感謝の学び」です。


この時期の怒りは、「幼児性万能感」からの生理的な反応です。

本来、大変でもありますが、可愛いものでもあります♡

だって、万能感あるがゆえの、自己主張なのですからね(*^^)v♡

これがないと「ごめんなさい」と「ありがとう」が学べない。

子ども自ら、「ごめんなさい」のシュン・・・・(*_*; と、そのあとの、

「ありがとう」のニコッ!!(^^)! を、生理的に学んで表現していきます。

非常に高度な感情の芽生えです。これは付き合い方の根幹を成すもの。



怒りの感情が流れ出た後、別の形で吸収されたり、昇華されるものだという学びです。

人生初のシュン・・・・とする「抑うつポジション」の経験は、償いや懺悔に繋がります。

ごめんなさいの言葉の中に、怒りが吸収されてクールダウンがなされて回復します。

よく観察をすると、子どもはちゃんと表現しています。

ところが、的外れな対応と親本位の認知だと、

せっかくの大切な学習を活かし損ねてしまうのです。

この幼児期の怒りの学習が身に付いていないと、

いつまでたっても自分の問題にすることが出来ない人になります。

この時期の怒りは「一次的な恨みの感情」となります。

そのため、ずっと怒り続けるなどが起きます。

健全な自己愛を崩壊させられたとの感覚が心に根付いてしまうからです。



自己愛性パーソナリテイ傾向の方は、

この時期の「抑うつポジション」を経験していません。

遡ること、いつも親に怒られていた気がするなどの返答があります。

意地っ張り、強情、反抗的などと言われ、親子関係が良くありません。

怒りの抑圧を受けて、抑うつポジションとは反対の、妄想・分裂ポジションが発症、

反発・反抗・衝動性を選んでしまったのですね。

幼児性万能感が切り崩されることへの過剰反応が起きてしまっていたのです。

怒られるようなことはしていない万能な自分 = 誇大化した自己

歪んだ自尊心がつくられるほうへ、向かってしまったということなのです。










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