2017年2月13日月曜日

魅力的な自分に魅了されていく


さぁ、今日からまたパーソナリティの問題に戻りますよ~

境界性パーソナリティ、自己愛性パーソナリテイの次は、

演技性パーソナリテイです。

パーソナリテイの問題傾向は、単独と言うことはありません。

入り混じっています。

特にこの3つは、相乗効果があります。

そのため大抵関連しています。


人は愛情飢餓にさらされた経験から、

自分を守るために沢山の知恵を創り出します。

嘘も、その一つです。

演技することで、否認・拒否・見捨てられ不安を乗り越えていこうとするのです。

注目を浴びることで、愛情が自分に向けられているかどうかを確かめているのですね。

「聞き分けのヨイ子」も、その一つ。

ただし、それだけでは済みません。エスカレートしてしまうのです。

人を魅了することが目的となります。

それがパターンとなり、性格になっていきます。

色々な手段を試みながら発展し、

性的な魅力を表に出していくことで、多くの注目を集められると、

やめられなくなってしまうのです。


誇大化した自己から派生する、自己愛性パーソナリテイと違って、

この演技性パーソナリテイは、魅了する為ならなりふり構わず、

自分自身を痛めつけて、貶める行為までも平気でしてしまいます。

非常に衝動性を含んでいて、自己愛性よりも不安定です。

虚言に魅了される他者に対して興奮や満足をするため、

悲劇のヒロイン&ヒーローや空想の主人公を演じてしまうのです。


他者に癒着し、魅了されている他者を見ること、時には賞賛と注目をあびること、

また関心を寄せて貰うことが目的なので、

境界性・自己愛性・演技性は、とても関連が深いのです。

幼児期の怒りの未学習から、色々な因子が重なり、

不健全なパーソナリティに形を変えていきます。












湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki~Ayurvedaセラピストスクール生随時募集中~
通販サイトもどうぞよろしく☆アーユルヴェーダnewsもチェック
SunFrau Ayurveda Academy主幹弓田久子先生著書
アーユヴェーダ・・さらなる学習の指針・・発売中。Amazon定価2,800円