サロンには、対人依存・恋愛依存症で悩む方が訪れます。
それは想像を絶するものまであります。
そのような世界観になってしまう人と、
そうならない人たちのパートナーシップでは、
大きな違いがあります。
そもそもパートナーシップの捉え方が全く違うのです。
上手くいってるカップルや夫婦の場合、
パートナーシップの目的は、
『共同作業』『共同作業による発展』です。
自分ひとりではとても思いつかない考え方が、
相手がいることで生まれたり、
自分自身がどんどん変容することに歓びがあり、
それが楽しいのです。
創意工夫で二人の価値観が変容していく面白さ♫
自分の意見にむやみに固執することもなければ、
逆に、
全くなくて相手にお任せなところもありません。
それに対して、
対人トラブルに至りやすい人たちの場合は、
まったく違った目的をパートナーシップに持ち込んでいます。
自分の考えや要求が押し通せる場を与えられることが、
愛されることだと思ってます。
保護と甘えの要求を目的に人探しをしています。
その調子でカップルになってますから、
意見が通らなければ、すぐパワーゲームを始めます。
高圧する側は、不愉快、不機嫌、無視、暴力、冷酷な態度は代表的で、
受ける側は、でもだっての応戦や、不愉快ながら付き合うのが代表的です。
前者は、共同作業・創意工夫に対して、
後者は、自分の意見や要求が通るかどうかが最重要項目です。
対人依存・恋愛依存症になる人の精神活動で、
大変危険な要素は、
たとえ別れることになり新しい人を探しても、
経験から、益々パワーゲームで意見が押し通せるタイプを学習し、
今度こそ均衡がとれるはずだと錯覚するところです。
心が惹かれるているのではありません。
所有欲が発動します。
これは卒業生が一番よく知ってます。
ブログを前にしているみなさま、
根本的な捉え方の違いを意識してみてください。