2024年9月29日日曜日

ケース③・早やく出来てなければいけないという常識しかなかった

  心のメモ帳にようこそ。

このブログが皆様のお役に立てますように。  


〈ケース③〉→昭和価値観家庭の代表的パターンです

自営業を営んでいる(もしくは地位を持っている)父は、

常に他人の評価を気にする人です。


勉強も運動も成績は上のほうでないといけないと言われて育ち、

なんでも人より早くできるほうがいいと思っています。

それ以外のことを知らずに生きてきたことに愕然としていきます。


ゆっくり暮らすって何?って感じです。

忙しい両親しか見たことがなく、

穏やかに過ごすという記憶があまりありません。

家族で旅行や遊びにいくこともあるけれど、

それはあくまでも両親のメンツという感じで、

感謝を求めてられる会話にたいていなっていきます。

子どもたちが本当に望んでいるかというとそうではなく、

でもそれが両親に知られては大変なことになります。


上下関係がとてもはっきりしている関係です。


その結果、

相手の価値観に合わせて我慢をしてきたけれど、

自分の意見を認められることはなかったので、

大きくなるうちにいつも大喧嘩になります。


早くできると誇示したり、

大きく見せておかなければ親に負けてしまいます。

素直になることも会話もできなくなっていきます。


頑張っても報われない状態にだんだんなっていき、

何もかもが嫌になって、

周りに八つ当たりするようになっていきます。


カウンセリングをするようになって、

ほんとは上手くいかなかったりすると、

即絶望感に襲われて相手に食って掛かっては、

こちらを有利にしようとしていただけだとわかっていきます。


誇大自己からの脅迫と、

支配という状況が把握できるようになっていきます。


一番になってないといけない、

幸せな暮らしをしている人でないといけない、

みんなよりも的確にできている人でないといけないなど、

恐怖心や劣等感から焦り気味で、

何かあるごとに即攻撃せずにはいられないという癖に自覚を持っていきます。


親に大事にされたとか、

可愛がられたという記憶がない一方で、

親にだれよりも認めてもらいたかった隠れた思いにも気づきます。


自分を大切にするってことは、

なんでも人より早く良くできるようになることだと思っていた誤認識に気づき、

改めて自己愛や自尊心の学習に手を伸ばしていきます。


トレーニングで、

まず親の存在に強く縛られていたことを自覚するようにし、

自分で自分の基準やペースを作り直すようにしていきます。


そこから外れると出てくる絶望感や劣等感を相手取り、

自ら声掛けをして落ち着かせ、

物事は徐々に、ゆっくりでいいと言い聞かせながら取り組むように実践します。


人間の脳は、

慣れ親しんだもののほうを’正しい’と引き戻す作用があるのでそれを知っておき、

振り回されないようにして体験を積み重ね定着させていきます。


このケースには続きがあります。

なので明日ね。



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