2016年11月17日木曜日

幼児でもしっかり自分を守ろうとします




投影性同一視

もっとも原始的な自我防衛機制とされています。

いわゆる自分の守り方です。

子育ての経験がおありの親御さんなら思い出に残っていると思います。



例題でいきましょう。

小さな子どもAちゃんが、ギャンギャン泣いているので、

大人が近付いて「どうしたの?」って声を掛けると、

「Bちゃんがぶったあーーー」って訴えます。

それではと事実を確認しに、Bちゃんのもとへ。

すると、、、

ギャン泣きしているAちゃんが、

ぶたれるようなことを先にしているのです"(-""-)"

Aちゃんは、自分を守りたい一心で記憶を改ざん。。。

そんなことはなかったことに・・・・・(笑)


場合によっては、自分の影(シャドウ)をBちゃんに投げつけて(投影)、

自分は被害者だと訴えることも。

Bちゃんと自分を同一視・・・・・(笑)

~影(シャドウ)とは、自分の中にある受け入れがたい自分のことと、

心理学用語では意味づけされています~


恐怖心が人を誤った方向に進ませてしまうのです。

このシステムを長期に渡って引きずってしまう背景に、

年齢に見合わない過剰な躾があります。(子どもにとって恐怖の何物でもありません)

どうか強く責め立てないで上げてください。(いずれ子どもは親のエゴだと気づきます)

心が開けない状況では「事実」も話せなくなります。

思い出したくもない状態にしたのは、

感情的な対処しかできなかった親御さんが居た可能性が大。


大人になっても恐怖が強いと、幼児とほぼ変わらない思考回路で処理をしようとします。

生まれてからずっと使っている脳です。忘れてはいないのです。

問題行動を長期化させないためにも、常日頃から無駄に恐怖心を作らないことです。


(ちなみに内輪もめや離婚裁判調停中なんかによくこの光景は出てきます。。。。)

(モラハラ、セクハラ、などの事実確認の時も出てきます。。。)


内なる恐怖心に突き動かされて、幼児的な思考回路を優先させようと、

無自覚に頑張ってしまうのが人間です。

この癖は人生の中で、野放しにして大人になってはいけないもの。

他人を犠牲にして成り立つ幸せは、本当の幸せなのかどうか、

誤った防御の壁が、ますます自分を孤立化させてしまうことを理解していく必要があります。



子どものころから心の仕組みを丁寧に、伝えてあげなければいけないなって思っています。

子どもの心を守ってあげられるのも大人です。

だとしたら、大人がちゃんと大人の心の持ち主にならないといけないのよね。











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