2016年11月19日土曜日

誰も自分を見守ってくれていないと思う心

どうしてそんなに自分を守りたくて守りたくて仕方がなくなるのでしょうか?


それは、貴方の心に「対象恒常性」の形成がなされなかったことが原因です。


「対象恒常性」とは、一言でいうと「無条件の愛」。


別の言葉で説明すると、


自分の善悪を問わず一旦丸ごと受け止め、受け容れ、


温かく見守り続けている良い母親のイメージです。


これが心のど真ん中に形成されていると、


人間は、例え傍に居なくとも、まるで傍に居てもらっているかの如く、


孤独感や不安に振り回されずに、自分で自分を保持、維持していけると。


確かにそうです。


情緒不安定や精神不安定な方は、至ってこの対象恒常性が乏しいです。


自分を安定・保持するだけの力が自分に無いか乏しい為に、


必ず他人の「受容、承認、賞賛、関心」を過度に必要とします。


ゆえに他人に「保護、庇護、擁護」を過度に必要としていきます。(依存します)


自分に無いから他人にやってもらおうとするのですね。特にパートナーに。


「愛」がないから「欲」が必要になる。


これが心の仕組みです。




そうやって人間はなんとか、心のバランスを取ろうと必死なんです。




この対象恒常性が形成されなかった理由に、過干渉や過保護、放任、


親ペースの躾があります。


子どもの心に養育者を通して、愛着が形成されなかったこと。


安心できる愛情を注いでもらっている感が植え付けられなかったこと。


家族の中にすら安全基地がつくれなかったことが関係しているのです。


心のど真ん中にしっかり「対象恒常性(無条件の愛)」がありますか?


もし、誰も自分を見守ってくれていないと思う心だと感じるならば、


今日から心の中に、良い母親のイメージを作りましょう。


寛容で、動じず、優しく見守り続けているイメージ。


そう、そのイメージに自分が守られている感を作っていく。一人二役(母と子)。


自分に優しく声かけすること。


こんな自分もアリだよねって、素直な自分を受け入れられている感を味わうこと。


馬鹿馬鹿しいですか?とんでもないかなり重要です。


いつまで人を頼りにやってもらおうとしているのですか?


人を探すより手っ取り早いです。不安や恐怖を一瞬で沈下させる効果が得られることも。


心のどこかでこの仕組みを待っていたことに、きっと気づきます。


心の戦いが静かに治まり、自分本来の心を取り戻せるように変わっていきます。


もう一度言います。「対象恒常性」って重要なんでっすって。














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