2016年11月20日日曜日

愛着が安定な人ほど肯定上手


大切な人に見守られていること = 無条件の愛 = 対象恒常性

子育てに関わる人は忘れないでいてほしいことです。

これが心のど真ん中に形成されていると、

安心 = 他者との愛着が無難に行えている状態(保持)

安心して自己開示をしていけるようになります。(積極的)

安心して、人との絆を作っていけるようになるのです。(自立的)




人との関係が希薄になっていく背景には、

人間の中に備わる動物的な感情が疎かに扱われていったからです。

頭ごなしのしつけ。詰め込み教育。

もっと柔らかく人を包んであげることが、人を肯定的に発達を促していくことだと、

気づいてほしいと思っています。

急がず悩まず、笑顔でいてほしい。

特に乳幼児期は、経口栄養よりも増して、温もりは何物にも代えがたいもの。

徐々に「母子分離」に臨んでください。

生計的にお勤め等で離れている時間があっても、

一緒に居る時間に愛情をたっぷり与えてあげてください。



ちなみに、乳幼児期や児童期に離れている時間が多くても、

笑顔で出迎えてくれることや、しがみつきに対する丁寧な対応をされて育った子どもは、

大人になっても安定しています。

たとえ養育者と離れていても、「愛着」がしっかり形成されている子は、

とても活発に冒険し、外部を探求し、他者と関わろうとしていきます。

経験や体験のお土産話を持って養育者に会うことが、

一つの楽しみにもなっているからなんですね。

お土産話から養育者を通して模索したりして、社会性も身につけていきます。


困ったことへの対処。勇気をもって声を発して説明すること。

信頼や安心感が、より人を積極的かつ肯定的な人に育てていきます。

この後ろ盾がしっかりあることが、人間にはとても重要なんです。


そして大人の貴方が対象恒常性の形成に何らかのトラブルがあって、

ご自身の心の真ん中に「見守っている感」が備わっていないように思えているなら、

外部に持ち出して誰かにやってもらうのではなくて、

自分の心の内部に作っていく必要があるのです。

昨日の一人二役の良い母親のイメージ役の自分を作っていくことです。

誰かに大丈夫よって、不安のたびに言ってもらおうとするのではなくて、

自分が大丈夫だよ、「見守っているよ」って声掛けして、

心の安定を保持していけるように訓練していくのです(*^^)v







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