2017年3月14日火曜日

トラウマティックエピソード

回避性パーソナリティの傾向になっている人は、


大抵トラウマ体験をもっています。


二度とそんな思いはしたくないとの思いが、


いち早く危険を予測し避けるように脳が制御しているように思います。




心の仕組みを知ってください。


トラウマ体験とは、


傷ついた本心(A)が、頑なな扉の中に閉じ込められます。


誰に閉じ込められるのでしょう!?


外交人格(B)です。自分です。


出てきちゃダメってな具合に心が働きます。


外交人格(B)が主体性を持ち、本心(A)を封じ込めます。


(B)は外交人格なので、たとえ傷ついても、


本心(A)が傷つくことよりは軽いと思っています。


ずっとこんな感じで生きてきて、


あるとき外交人格(B)が粉砕するような一撃を食らって引きこもるというような状態です。


「本当の自分(A)」を隠して「偽りの自分(B)」で頑張ってはきたものの、


「偽りの自分」まで一撃を食らって、もうどうしていいかわからない状態。


「本当の自分」ははるか昔に扉の中に押し込めてしまったために、


幼いやわな状態のまま。


人に触れ合うことそのものが「不信」「恐怖」になっています。





(一例)


学歴コンプレックスをお持ちの親に養育されていたり、


強い劣等感を持っている親に養育されたり、


強制的で支配的、厳罰姿勢な親に養育されていたり、


過酷な状況が慢性的。


エリート思考派家庭にも見られます。


温情が感じられない家庭の中でのトラウマ体験がだいたいあるんですね。


トラウマと言うと大きな事故や失敗というイメージがありますが、


毎日の生活の中で、長い時間をかけて蓄積されるトラウマ体験もあります。


親の期待に応えられなかった。


嫌われてしまう。だから頑張らなければならない。


そんな苦しみもトラウマ体験なのです。




自分の主体性を取り戻すこと。


ゆっくり休んで英気を養うこと。


今までとは違ったものに向き合って、少しづつ手ごたえを得ること。


小さな「出来た」や「やれた」を大事にすること。


第三者に新しく介入してもらって、全く違う目線で物事を見れるようになるほうがいい。


これが回避性を長期化や慢性化にしないためのヒントです。


歳を取るまでずっと引きこもることが本当に幸せかどうか、


お休みしながらゆっくりゆったり自分に聞いてあげるといいですね。




あっ、ホワイトデーだわ☆


一筆。


人生は流転しますから♡(By哲学的)










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