2017年3月5日日曜日

他者の是認が受けられないことへの多大な恐怖


日本人は、

同じ意見から外れることを過度に恐れている民族だと言われています。

同一視、同一化こそが安住との刷り込みがあるのですね。

「嫌われる勇気」って本が世を騒がせました。

風習に物申す形になっていたと取れば、ヒットするのも当然です。

窮屈に感じながら、そこから出る勇気がない。

でも、みんながやるなら自分もッ!

「赤信号みんなで渡れば怖くない」的ですね(笑)・・・辛口つぶやき♡


つまり社会全体を別の角度から見ると、

依存性パーソナリティがとても多い社会と言えるのです。

うつや気分障害などが近年増えているのは、このような社会観念が影響しています。

自立する手立てがわからない。わかっている者が少ないってことです。


養育背景をお尋ねすると、まず共通することは、

親が過剰に心配と干渉をしています。繊細ではなく神経質になっています。

そのため、子どもは自分の意見や行動に、肯定よりは不安を感じています。

他者の200%の保証や是認がない限り、行動に移せない傾向。

不思議と他人を気にせずにはいられない風習。

これが他人に隷従していく一因になっていきます。


意見が違う = 嫌われること = 生命存続の危機!?


となり、他人にしがみつく行為や依存性に繋がっていきます。

心理的な自立の為に、

子どものうちから感情を大切にするサポートをして、肯定感を身につけてあげること。

幼いうちは、本人の心情をくみ上げ、伝える訓練を疎かにしないこと。

同時に親は、子どもの為の親になるとはどういうことか学ぶこと。

大人が先に変化し、成長していくことが大切です。



「親」の漢字のごとく、

木のように立ち、子を見守ることが、

大事なんだろうなって最近よく思います。

そして、子も親の立ち方を見ているのだろうなって想ったりします。

親として何ができるのか、

親になるとはどういうことか、

子ども達に学ばせてもらっているんだと思うほうが勉強になります、です。。。















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