2017年3月18日土曜日

頑張りすぎて加減もわからない



強迫性パーソナリティの傾向がある養育者に育てられると、

子どもは、愛着の問題をつくりやすくなります。

優しい温もりや愛情よりも、

規則や義務をしっかりきちんと果たすことを強制されてます。

頑張ることこそ素晴らしい的。

それが家庭の中のルールになっています。

その為に、喜怒哀楽がとても希薄。

面白みのない人に映りやすい。

愛情に対して「回避的」に映ってしまう場合があります。


規則の厳しい中にいると、

他人が和気あいあいと楽しいそうにしているのが不思議に映るのです。

また、場合によっては、嫉妬が生まれます。

自分だけが損をしているように思える時は劣等感が生まれています。

すると、相手にも自分と同じ義務を果たすことを強要しちゃうのです。

共用することで、自分の感情と向き合わなくて済みます。

悪気はないけれども、義務の共用をしてもらうほうがずっと楽なのです。


ご両親が祖父母に厳しい規則を強制されて育っていた場合、

反面教師以外は、同化します。

親から学んだ規則だから間違いはないぐらいな勢いで、

疑いもせず子どもに義務を果たすように強制します。

子どもは、それが当たり前と思い込み、

学校生活や社会生活で出会う他の価値観を見て、

柔軟性を持つのではなく、さらに規則や義務感を強化して、

自我を防衛していきます。

しっかりさんのイメージがありますのでね。

先生たちからの評価も決して悪くはない。

ただ、融通がきかない。



元々すべて努力で達成できるものだと刷り込まれているので、

他人の行動が「いい加減」に映ってしまうのですね。

実情は、ご本人が頑張って頑張って積み重ねてきたために、

もうご本人が一番加減がわからないでいます。


よく私がサロンで「頭の後ろに監視人がくっ付いていますよ(*'ω'*)」っていうと、

「そうなんです(笑)」ってな具合です。

努力が出来ることは素晴らしいこと。

だから「笑顔が最近出なくなったらオカシイと思って」と伝えています。

やり過ぎが問題なだけ。加減するだけ。

よいモノは良いままに。活かすことです。






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