2019年1月23日水曜日

カリスマ性や宗教に傾倒する理由


4日間にわたって、

真の愛情の存在について触れました。

ないなぁと思う人はつくっていく。

真の愛情の代わりを外に求めると、

人生を棒に振るようなことも起きてますしね。

だから予防線を張るためだなって思ってみて。



では本題に戻ります。

青春期に、

社会参加よりも、

宗教に傾倒する、

カリスマ性に夢中になって追っかけする、

などの行為が起こるのも特徴です。


これも規範依存性と、

アイデンティティーの脆弱性と、

真の愛情の欠如が影響しているんです。


言いつけの対象を変えて依存して、

安心させているんですね。


10代から20代は、まだまだ自立するには不安定な状態。

現実と理想の中間をうろうろする猶予期間。

現実はちょっと厳しすぎるところもあるし。

それで横道にちょっと逸れてみようかなってなるのよね。


昨年12月後半「性エネルギー」の所でもご紹介しましたが、

言いつけに縛られていた状態から解放の危機に晒されると、

サディスト的に攻撃したい思いや、

マゾヒスト的にまだ縛られていたい思いが、

混在しちゃうのね。


すると苦しまみれの第三の道が生まれるの。

何か対象物を追従し、

記憶&模倣で同一化を狙い、

不安定な気分を一掃し、

安心させていこうとするのね。

(人間の心って凄い仕組み持ってるよね)



ちょっと補足のために横道それますよ。

大昔、今日無事に生きられるかという時代は、

この世に生まれたことを悲劇と思わなくて済むように、

空は神、太陽は神、山は神、風は神、水は神と崇め、

友好的になれば災害を遠ざけられると考え導きました。

これが最初の信仰とされてます。


感情を鎮めるテクニック。


それでも迷子になってしまう人間のために、

神を人格化し、

安心させる手立てとして使い、

「宗教」たるものを創り上げています。

現代まで色んな形になって残されていますよね。

はるか昔から人間の規範依存性が、

上手く使われているんですね。


愛の象徴を問うために、

宗教戦争までが起こってしまうぐらいだから、

人間とって見守られ愛されるって、

相当価値のあることなのよ。


『人間の心性は、

何かと繋がっていることが重要である』と、

先人は見抜き認識していたのだろうと思います。


人生を波乱万丈にしないために、

何を欲しがっているのかの目線に立って、

日頃から自分と向き合っておかないと、

一点集中するものを間違えるってことだと思うのよね。



(横道から復帰)

苦しまみれの第三の道が慢性化すると、

嗜癖になります。

行動依存。

恋愛依存、ロマンス依存が値します。

宗教への傾倒は、ロマンスと言えなくもありません。

神様やその世界に恋をし、その中に居ることが快感になります。


現実への疑問(不安・拒否)

異世界への傾倒(集中するモノを変換)

異なる規範への依存(安心)


こころが不安定で幼い状態では、

新しい価値や風紀を自分で作ることもせず、

誰かの世界観を求めて、

傾倒していきやすいんです。


なりきり性格

見せかける性格

かのごとく性格

これらは青春期心性の要素によって、

つくられているといってもいいかもしれません。


また、

学校の成績優秀者、頑張り屋、しっかり者、

一方で成績不振、引きこもりがちと言われた人が、

入信者に多いのは知れていること。

極端化している心は、隙をつかれやすいと知っといてね。


・非現実への逃避を選ばないようにする

・現実適応能力を慌てずに開発する

・経験の受け止め方、意味づけの仕方、利用の仕方、信念の持ち直しを学ぶ

それが青春期は大事なんだと思います。



明日に続く。











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