赤ちゃんから生まれる私たちは、
一人で生きられませんから、
多くの場合は親の保護のもとで育てられてます。
本来親は、真の愛情のお手本になる象徴なんです。
愛に見守れて、
育っていく子ども。
『愛される』とは、
その人の役に立つことを、相手にされるってこと。
ならば愛するとは、
相手の役に立つことをすること、になるはずです。
呼応してますからね。
大事なことはあくまでも、
相手の成長に役立つ「ベストなこと」を提供すること。
時に手を出さずにただ見守って、
時に手を差し出して援助して、
時に叱ったりもする。
どんな時に何によってベストな導きをするのかが、
常に問われているように思います。
双方がマッチングするまで、
相当な積み重ねが必要なことだと思います。
その難しさゆえに、
親子ですら複雑な関係をつくるわけです。
愛するとは頭の中で解ることではなく、
やってみてはじめてこれだろうと当たりがつき、
手応えがあるものだろうと思います。
ならば誰もが親たる『見本』から徐々に離脱して、
自分本来に立ち返った愛情で自分を育ててみれば、
その難しさが掴めるはずです。
親よりももっとベストなかたちの愛情で、
絶妙に自分を育て上げることが出来たなら、
そこには真の愛情の力で、
人の役に立てる自分があるはずです。
結果それこそが、愛情の開発に値するの。
苦心して手にした愛する力があるのだから、
他者と愛し愛される相互性を実現することは、
想う以上に簡単だったりします。
恋愛嗜癖で問題を作っていく人たちを、
掘り下げていくと共通することが現れます。
恋愛関係の中でアンバランスが生じているとき、
愛する行為が、
やって欲しいにすり替えられてます。
相手への好意で頭がいっぱいになり、
一方で自分のために四六時中目を向け、
気にしてくれていることを望んでたりします(反転)。
何も一人では寂しくて出来ない状態になることが、
果たして相手の役に立っていることなのでしょうか。
また気をすり減らした相手に対して、
気にかけるのが当然だと思って感謝もなければ、
それは愛とはちょっとずれた解釈になってます。
私たちは愛情について、
どこかで真剣に取り組む必要があるのだろうと思うのです。
人を頼りにするだけにとどまらず、
実際に自分で自分を愛し育ててみる。
それは想像しているよりもけして難しいモノではありません。
人生をただ豊かにするものです。
その経験が、
あなたを幸せな恋愛関係に、
導いてくれます。
あなたの中にまず真の愛情をつくって、
大きく強く育ててください。
心理的自立を果たす本当の意味は、
豊かな人生を送るためです(*^^)v
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