その存在をまた見つけられるのも、
不愉快でたまりません。
それで歪んだ喜怒哀楽が発露します。
おだて、褒め言葉には喜びが隠せません。
しかし、
失態は誰よりも許せません。
その失態を起こしたのは自分ではないと、
誰よりもご本人が強く思っています。
それを他人に見破られるのも、また不愉快でたまりません。
恥をかきたくないという思いが異常に強く、
神経質な状態を作らざるを得ないため、
他者を支配する戦略を細かく立て始めます。
計算高さは繊細さの裏返しです。
本来現実に起きたことは、
なにより現実の自分です。
しかし、それを認めることは出来ません。
結果、
非現実の『そんなことは起こさない自分』を中心に物事を組み立て、
頭を毎日使っていきます。
言い訳がずらずらと出てきます(転嫁・否認)。
相手の落ち度をわざわざ作って(投影)、
安心しようとさえします。
これは現実の自分が関わって起きたことに、
他人の目が行かないようにするための、
低次な自己防衛機制です。
これで妄想の自分に、
しがみつく結果を招いていきます。
現実の自分を認められないということは、
同時に、
非現実の実在しない自分を自分だと思い込んでいるってこと。
基準は常に完全無欠アイデンティティーだってこと。
青春期心性の人が、
どこか周りから見ると、
ずれた認知や突飛な行動を繰り返していると見破られるのは、
自分と向き合うことを避け、
根本原因を見つけていないからなんですね。
また、
それを隠したがり正直になれないのは、
どこかで楽な方へと常に流される愚かな行為を、
ご本人が気づいている現われです。
それでも非現実な自分を選び続けるだけの価値が、
完全無欠アイデンティティーにはあるんですね。
そのからくりを鏡返しするのは一苦労します。
ですがやらなければ、
完全無欠アイデンティティーに侵食されて、
ただ時間だけが過ぎ、
歳を取って生きることになります。
野放しにした結果、
ご本人がいつまでも落ち着かず、
近親者がこの人の犠牲になって多大な損害を被っています。
今までにブログで、
かりそめの自立心、
人に甘えさせない厳格冷酷人格、
お饅頭の皮、
偽りの自己、
と表現しているは、
すべてこの類と思ってくださって結構です。
それぐらい青春期心性って、
多くの問題を内包するだけのものがあります(^^ゞ
大人の青春期心性は、
青春期真っ只中の年齢と違って、
人格が板についてしまっているので、
ちょっと難儀です。
難儀に向かってしまった経緯をちょこっと、
明日お話しします。
湘南茅ケ崎Salon Hanamizuki
☆電話カウンセリング専用ダイヤル開設 0467-**-**** 受付START☆
メンバーズ様限定・電話心理カウンセリング対応可
ラブアディクション専用電話心理カウンセリングSTART(非会員様受付可)
http://www.ryohanamizuki.com/
自然療法の宝物☆アーユルヴェティックライフ♡ブログも不定期更新中
0 件のコメント:
コメントを投稿