2019年1月7日月曜日

人間に生まれたら避けられない課題

月曜日ですね~

今日からガッツリ正常化した日常になる人が多いようですね。

だからブログも通常にしたいと思います。

青春期心性の脱出作戦に乗りだしましょう。


まず今日のお題目。

青春期心性は子どもから大人になる過渡期です。

自己アイデンティティーの獲得の陰で、

実は重要な課題があります。

何が課題になっているかと申しますと、

心理発達です。


心理の発達をそれなりに知っておかないと、

青春期心性を脱出する真の意味が理解できないと思いますので、

ここで改めて定義を作ってみましょう。

まず人間の仕組みを哲学・道徳観から引っ張って説明します(難しくありません)。


人は赤ちゃんから始まります。

胎児のときは母胎の中で何不自由なく満足の状態で生命存続しています。

このとき胎児の感覚は「安心感」であります。

しかし誕生と共に、

常にあった「安心感」が遠ざかることになります。

赤ちゃんにとって母胎環境以外は、

すべて「不安感」「不快感」「不満足感」になりえるもの。


そのため赤ちゃんが「不快」と全身で感じれば、

途端にウギャーッとなり振り構わず雄たけびです。

この欲求行動は人間ほぼ全員が該当します。


このときのメカニズムは、

『誰か何とかしてください!』です。

赤ちゃんは何も自分できません。

そのため、

赤ちゃん:外部 → 0:100の比率です。

完全な依存状態ですよね。

感情論で暴走しまくりです。

この生存システムは見方によっては「性悪説」ともなりえます。


つまり何が言いたいかと申しますと、

人間に生まれたら、

0:100状態から歳を重ねるたびに、

1:99 2:98 3:97 ・・・・・・・・目指すは50:50さらに・・・・・80:20・・・・、

こんな感じで感情論を変化させていくことが課題だろうと思います。

欲の比率を変化させていくこと☆

あえてハナミズキのブログを活用する人は、

『避けられない課題』と意味づけしておいてください。


ひとつひとつ赤ちゃん心理(欲の比率)を理解しては諭し、

感情論から理知的な精神構造に変容させ、

自分で自分を支えていけるようになることが課題です。

道徳のほうでは「貪瞋痴」の三毒を脱出するように促してます。

貪らない・怒らない・無智で終わらないです。

わかりやすいから拝借しました。


これを進め損ねると、青春期心性が長引くことになるって言いたいのです。

感情論を手放せないから心理発達が停滞する。

失速する。

子どものまま。

この際だからひょっとすると・・・

赤ちゃんのままかも!?と、あえて想うぐらいなほうがいいわ。


実年齢は上がってるけれど、精神年齢が幼いままとなって、

対人トラブルや社会不適応が起こっていると見通してください。


青春期心性を脱出する最終目的は、

赤ちゃん心理(欲の比率)を理解して手放していくことと、

等身大の自分への理解を深めて、

アイデンティティーを獲得し、

そのアイデンティティーを活かす社会参加を試みることです。

これしっかり把握しておいてください。


まずはあなたの中にどれくらいの比率で、

感情論と人に何とかしてください心理があるか、

自覚する必要があるかと思います。


それが結果として「自分は何者か」の問いに繋がって、

そこにハッキリとしないまでも「現状の自分」が浮き上がるはずです。

自己アイデンティティーの形成になる土台としてこれから使っていきます。


①まず事実を見つける。

②その時の気分・気持ちをしっかり把握する。

それを丸っと受容する。

これがポイントです。


いずれ事実の見落としが、

理想像の自分と現実の自分の逆転を作っていることや、

予想だらけの妄想生活と現実の差に怯えて逃避したくなっていることや、

アイデンティティーの問題を、

ずっと理解せずに長引かせていたんだとと気づける日がきます。


はじめますよ~

他者との隔たりや、

日常での不都合や不具合な出来事を取り上げて、

そこにある自分の気持ちをつぶさにピックアップし、

紙に書きだしたり、

携帯などを利用してメモっといてください。










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