2019年1月31日木曜日

退行症状で足元を掬われる




怒りは、

自分はけして間違ってなどいないの自己主張。

自己顕示と優位性が絡んでます。

中には、

子どもの頃にお仕置きや虐待を受けてしまった人は、

「仕返しをする」目的が同時発動することが原因のひとつ。

処理の仕方を間違えないほうが身のためです。


怒りやすい状態とは、

怒られるはずがない自分を中心に構成しているので、

常に自分に対して人は好意的でなければならないと、

自己暗示をしているってことなのね。


これは現実と妄想を逆転させている癖。

心象世界の影響から幻想を鵜呑みにして、

現実を歪ませて台無しにしている癖。

気づかないと一生ついてまわります。


言葉で説明すると、

・気分が不愉快にならない場所があるはず

・気分が不愉快にならないパートナーが居るはず

・気分が不愉快にならない仕事があるはず

・気分が不愉快にならない生活があるはず

・自分は出来ているはず

・自分は何事もわかっているはず

こんな感じで、

不愉快が起こらない世界を過剰に求めている思考癖です。


苦心を一つも味合わなくて済む世界がどこかに必ずあるはずだと、

幼少期から強固に持ってしまった人が多いのね。


予定通りや算段通りに事が運ばないと、

どうしても不愉快になる。

これは若年性を意味します。(←欲の比率がまだまだ高い状態)


そのためパワーゲームが起きないわけがない。

頭の中は常に「戦うか OR 逃げるか」。

さらに、

常套手段である怒りの暴発で手に入れたい戦利品は、

場を所有すること。

場の中心に自分を置き、安心したい。

実は、強烈な所有欲の持ち主でもあります。


謝ってもらうと気分がいい。

それは勝者気分に浸れるので、

怒りが静まるのね。


楽しければいいッ!と願って人一倍敏感になっている。

このような退行症状を野放しにすると、

何が起きてしまうかと言うと、

自立心がしっかりした人との結びつきではなくて、

依存症や共依存症の人との結びつきが、

強化されてしまうんです。



掘り下げます。

感情が不安定になりやすい人ほど、

自分の近親者や伴侶には、

自分とは違う安定型を望むのが通常。

自分と同じような人を選びたがりません。


そこで安心し、

安定型の人に寄りかかり状態で、

いっこうに退行症状の人格問題に向き合わず、

気分を害するたびに怒って、

謝ってもらっている状態を繰り返していくのね。


赤ちゃん同様の欲の比率が潜在意識にあるため、

ずっと自分を許して一緒に居てくれるはずだと、

強く思い込んでいるのも彼らの特徴なんです。


それで愛想を尽かされ、別れ話を持ち出されるのね。


何とか別のパートナーを見つけ出すけれど、

そうこうしているうちに、

この人ならきっと大丈夫だろうと思える人たちが、

だんだん偏っていくんです。


ここポイント。

毎度暴発する感情につき合って、

毎度謝罪をしてくれる人はどんな人かと言うと、

依存性や共依存性が強く残っている人たちなんです。


表面上の行動はそれぞれ違っていても、

内面はとてもよく似た者同士。

気分が不安定になりやすく、

かつ誰かに何とかしてもらいたい愛情希求と、

関心を寄せておいて欲しい承認欲求の強い人たち。

互いが鏡のように映りやすくハマりやすいのね。


怒りやすい人はパートナーを変えるたび、

どんどん相手が若年齢化したり、

退行症状がお互いに現れやすい人だったり、

自分とすごくよく似た人と、

一緒になる現象にすっかり陥ってしまうのです。


これは自己肯定感があって、

しっかり意見を主張する人とは、

かみ合わなくなるのが今までの経験でわかっているので、

意思を持たずに黙って要望を聞くタイプを、

自然と選んでいくからなんです。


一緒に居てくれる人は、居るには居るけれど、

幸せの本質には手が届いていないもどかしい生活。

愛情を注いでいるようで、監理・監視している生活。

関心を寄せて貰っているようで、鬱陶しく感じる生活。

縛り縛られる生活など、

恐らくシナリオにはなかったはずなのに、

なぜかそうなっている生活。


人はいつだって縁のある人とタッグを組んで、

何かを学習しています。

こうしてブログで公開しておけば、

避けられる選択でもあると思いますので、

ぶっちゃけお伝えしておきます。




怒りの学習は繰り返していけば、

少しずつですが対処できるようになります。

条件反射と生理作用の仕組みを知って、

現場で訓練します。

自分に超集中し、感情の発露を認知し自制します。

一瞬のようで一瞬ではないんですよ。

(ご興味ある方は、ヴィパッサナー瞑想やトラタカ一点集中法を)


怒りを抱え一旦持ち帰り、

別の場所で昇華する訓練を重ねていきます。

出せば負け。まさに自分との闘いです。

重ねていけば、怒りを抱える器は広がります。


神経回路は繰り返し使ったものが、

強いパイプラインとなっています。

だから、

それを越えるほどに繰り返して上書きしますよ(*^^)v

そのために諦めずへこたれず、

自分の弱さ・脆さを丸っと包み込んで自覚して、

しっかり立ち向かっていただきます。



『生きるコツシリーズ』

人を我が意のままにしようと必死に操る人は、

自分が人に操られていることを見落とします。


時に、

人ではなくて、

自分の脳に操られているのを見落とします。

知っといてね(^^ゞ








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