2019年2月7日木曜日

ヒロインやヒーロー願望は幼少期にストレス因子がある



注目をされたい、浴びていたいと願う気持ち。

子どもの頃の愛情不足に深い関係があるとされてます。


誰からも受け入れられている喜び、

輪の中心でいたいと思う気持ちは、

虐待を受けた人のほうが何倍も持つと言われています。


自己顕示欲と承認欲求を同時に満たすので、

より一層の喜びを得ることになると言います。


躾という字も、

身が美しいと書きます。

どのように「在ろう」とするかが、

いつの間にか、

どのように「映る」かが重視されるようになったのかもしれません。


歪んだしつけ、妙なしつけ、お仕置きが、

その人の存在を大きく傷つけていきます。

結果、

身の丈以上の美しさを備えなければいけないと、

強迫的になってしまう精神構造をつくります。

これに触れていきますね。


人は強いショックを伴う出来事や、

厳しいしつけや虐待が行われているときは、

乖離逃走状態になるといいます。

実際に起きていることではないと、

逃げたくなると。


しばらく乖離状態をしたあとに、

我に返って解消する幼い行為が、

極端化だといいます。


絶望の対極に完璧をおく。

脳は極端な両面性をつくって持つようになるのね。

一つもミスのない状態を望むようになっていく。


しかもそのミスとは、

親(加害者)に指摘されたことがほとんどを占めているにもかかわらず、

社会全体の要望だと思い込むようになってしまうのです。


親に良しとされていれば、

社会でも絶賛され通用するはずと勘違いに至るわけね。


小さな社会から大きな社会へと枠組みを広げる青春期は、

抑圧を受け続けた人にとって、

必要以上に精神病理に晒されやすいと言えます。


極端化する精神構造によって、

過剰なまでに社会の人が怖く感じる。


つまり、

歪ませずに現実を捉えることが、もう難しくなっているのです。


身の丈がほとんど掴めない状態。

そこでどうするのかというと、

極端化が脳で動き出します。


注目をされることをすればいい。

ヒロインやヒーローになれれば、

この気持ちはきっと満たされるはずだとなっちゃうんです。


このヒロインやヒーローは、

悲劇のヒロインやヒーローもありますし、

悪のヒロインやヒーローもあります。


過度な抑圧を受けた子どもほど、

完璧な理想郷を求めて、

完璧な役者を求めて、

毎日を生きやすくなる仕組みなのね。


精神構造はすでに繰り返し使っていることで、

ハッピーエンドを信じるに至っています。


そこから外れれば許せません。

不愉快でしかありません。


感情の赴くまま根拠のない自信に突き動かされて、

衝動的になって行動するんだけれど、

経験不足が現れて過剰な落胆に至り、

怒りの爆発かうつに至るといいます。


青春期心性が進行したクラスターB群人格は、

この例にしっかり当てはまります。


定期的に悶々とした気分が湧き起こってしまう人、

常に注目を浴びていたいと願っている人、

注目を浴びていないと不安になる人は、

心の奥深くに残している深い傷に向き合い、

極端化をやめる思考をもってみましょう。


怒られるはずがない自分や、

楽しいことだけあればそれでいい生活に、

固執する必要はありません。

完璧ではない自分や、

楽しくないことも起きる毎日を認め、

現実を台無しにしないように努めてください。


本当は青春時代に、

「魅力とは何か」「個性とは何か」を、

優劣で捉えるのではない方法で取得していれば、

人は目覚ましい成長を遂げて、

人間的な魅力を放つに至ります。




『生きるコツシリーズ』

賢人曰く、

大人の純朴さと虚栄心が合わさると、

愚かさとなんら見分けがつかなくなるといいます。








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