乖離逃走をしたあとに、
我に返ってなんとか防衛しようと生み出す行為が、
極端化です。
その極端化が使われて生まれてくるアイデンティティーの中に、
悪のヒーローやヒロインも存在します。
家族や周りの関心を自分に向けさせる手段に、
わざわざ悪性を利用する精神構造が生まれるんですね。
悪役を買って出ていきます。
注目を浴びるために悪性を使っている場合は、
その子の寂しさや愛情欲求、
妄想に寄ってしまった動機を汲み上げていくと、
落ち着きやすくなります。
もっと複雑な原因があるケース。
親の好みや希望を最優先にして、その子を常に否定する。
努力を認めない。
奴隷のように使いまわす。
性格が悪いと家族中で非難する。
居場所を取り上げる。
スケープゴート生贄のように周りでつるし上げて、
それをいいことに家族中が結束を固めていく。
兄弟コンプレックスや、
親の幼いエゴの犠牲に、
小さな子どもが選ばれる。
こんな環境下であれば、人の心はひねくれていきます。
自分では心の淀みを止められない。
極端化が自分で抱えられなくなった場合、
何かをきっかけに顕在化します。
突然凶暴な別人格を表に出してきます。
自分を守れるのは自分しかいない。
そんな動機によって思考が暴れてしまう。
その中でも非常に精神構造が複雑化したものが解離性人格障害です。
少年少女犯罪。
青春期心性の中で反抗をきっかけにその世界に傾倒していく子どもたち。
反抗のきっかけを聞くと、
大抵家族関係や環境に問題があります。
当事者だけの問題ではありません。
家族への仕返し。
社会への仕返し。
何とかして心の不満を伝えたくて、
衝動的な行動へと走っています。
家庭内暴力で親に仕返しを始めるようになる人もいます。
非行に陥って外へと向かい、仲間を求めていくようになる人もいます。
それは自分の居場所を、
もう一度見つけ出そうとする心の行動です。
葛藤の中で苦しんだ末に起こしている行動。
ただ善悪だけでジャッジメントするにとどまらず、
葛藤の原因に大人は耳を傾け、
もう一度育て直しをするように協力し合うことだと思います。
早ければ早いほどそれはいい。
先日、20代の平成っ子ちゃんたちと雑談した時に、
なるほどと思ったこと。
25歳の壁。
社会からの印象がガラッと変わるといいます。
年齢を聞かれて25歳と応えると、
まだ25歳かぁと緩く受け止めてもらえるけれど、
26歳と応えると途端に、
もうその歳ならわかってて当然と、バシッと来るそうです。
四捨五入して30歳側にまとめられて、
考えられているんだなぁと感じるんだそうです。
この時期はひとつの分岐点ですね。
青春期心性に終わりを遂げて等身大の自分で勝負していく。
凹むよりサクッと心を入れ替える。
暴走より自己を律する力の保持に丹精込める。
自覚が大事です。
で、青春期心性を長引かせた中高年の暴走も起こっている社会。
強さこそ最大の武器と思い込んだこっちは、
もう自己責任をガッツリ問われる年齢です。
犯罪。
育児虐待。
デートDV。
モラハラ・パワハラ行為。
暴力。
金銭の搾取。
各依存症による損害。
ほとんどが情によって混乱が生じている状態です。
子どもと違っているところは、
物事は見かけ通りとは限らないこと。
二面性。
体裁を上手に独り歩きさせ、本性を巧妙に隠すことがあります。
最近ニュースで沢山この手の犯罪がピックアップされてます。
見かけに騙される人は大勢います。
極少数の人だけが、巧妙に隠された真実を見抜くに留まってます。
交流してみて、
疑わしきはちゃんと疑うこと。
理性とは誰にでも備わっているモノではありません。
疑うことでしか、
答えが出せないものもあることを知って、
英断してください。
友好的スタンスで人と向き合うことはとても大事です。
しかし、
それに固執して信頼する人を間違え、
苦悩することのないようにしてください。
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