口数も少ないけれど、信頼に足る人だったのに・・・・・。
そんな人がだんだん凶暴な性格に変わっていくのはなぜ!?
今まで隠したアイデンティティーの数々に触れてきました。
その中で重なって寄せられた質問は、
最初はひと一倍真面目だったのにだんだん・・・・的なものでした。
それに触れていきたいと思います。
まず日本人は、「追従・記憶・模倣」が優勢の人が多い。
合理化教育システムにしっかり習って、
軌道に乗って来た人は人格の根底にまずあります。
サラリー向きってところを押さえてください。
特に昭和生まれの人たちは顕著。
学生運動などに象徴される心理があります。
団塊って言葉があるくらいだもの。
その心理を詰めこみ教育で貰った「団塊ジュニア世代」は、
そっくりになっている人が多い。
(主に現在40代、50代組)
生真面目。
それは融通がきかないタイプでもあったりします。
どうして融通が利かないかというと、
心理に強迫性が絡んでいるからです。
これは同じ行動を繰り返しやすい特徴を持ってます。
彼らにとって役目を果たすことは重要です。
その役目を果たすために己があります。
家族や職場の中でのポジションは彼らにとってとても重要です。
逆説的に役目が果たせないとなれば、
己の価値がそこでは見出せないことになります。
自己批判と不満が溜まりやすい。
非難や批判を被らないために、
毎日の生活では細部まできちんと目を配って、
努力を怠らないように人一倍しています。
その価値を他人に認められず、
攻撃を受けたらどうなるでしょうか。
恵まれない昇進や経済事情、
進展のないうちに時は過ぎ、
世代交代と離職へのアプローチを他者から受ける。
ノーマルな人がおかしくなっていく引き金は、
大抵自信の崩壊、自尊心の崩壊です。
家族や職場の誰にも理解されない。
必要とされない。
誰もどこに行っても味方がいない。
事実はどうかは別にして、
ご本人がそう感じれば、
人として、女(男)としての自信が、
ことごとく粉砕されたも同然です。
鬱屈した気分をずっとため込んでた場合、
潜在意識にあった破壊アイデンティティーが、
突然表出しやすくなります。
自己愛過多と大きく違っているのは、
罪悪感からの補償行為が積もり積もって、
いつまでやったらいいんだーーーッ💢の表れ。
不本意さを跳ね除けたい動機だってところです。
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ここからは複雑な心理が入り込んだ困ったケースです。
潜伏する破壊アイデンティティーが、
表に出てくるとき、
特徴的な行動を伴うことがあります。
それはなりきり。
表出する以前に何かのキャラクターをモデルにしてるのね。
こんな風に強くなれたらいいなぁって具合です。
それで演技の模倣のような振る舞いをします。
何かのキャラクターを真似ている。
だから装飾をし始める。
容姿、態度、話し方を模倣することが良く見られます。
妄想性が一緒に手伝っていて、
正気をだんだん失っていきます。
一度崩壊した自信や自尊心を、
演じてなりきることで守っていきます。
演技をしていることに自覚は持てていても、
妄想に陥っていくことにはなかなか気づかない。
そのため非現実な妄想が頭を侵食していることが見逃されます。
彼らがもともと持っていた性質。
強迫性が手伝っていてやめられず、
同じ行為を繰り返していきます。
これでなりきりが定着していくんです。
ご本人が妄想性の浸食に気づかないと、
誰も止められません。
ご本人以外の人がその演技やなりきりに気づいていても、
なぜご本人だけが見逃していくのか!?
それには他の理由gaあります。
それを明日にお伝えします。
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