2019年2月25日月曜日

見分けに手こずる行動⑩(有限と無限)

見分けに手こずる行動のラスト。

青春期心性の象徴と言えるかもしれない。

有限と無限の割り振り。



私たちの才能は有限です。

誰かの中には無いのに、自分の中には備わって生まれている。

自分の中には無いのに、誰かの中には備わって生まれている。

すべての道が自分のために、

開かれているのではありません。



有限の才能を見つけ出し、

それを無限に発揮していく。

それが一人一人に与えられた大義です。



私たちは自分の道を生きるほかない。

受け容れるほかないんです。



道を誤るとは何か。

萎縮と誇大による選択のミス。

それによって、

自分の才能を見誤ること、

発揮できないことだろうと思います。



見つけたいならば、

臆せずやってみること。

一定の期間を割り当てて、

よく観察することです。

ときめいても心が安らげないならやめること。(←2/15ブログを参考に)


個人に与えられた天分を、

長く続けて無限に発揮しようと考えたとき、

立ちはだかる鍛錬にも価値があると思えます。

小さくとも喜びや楽しみがあります。

その辺に焦点を当てて、

捉えてみるといいんじゃないかと思います。



その道をいくことを人生に許されたとき、

否応なくいくしかない状況が現れます。

それは流されるとは違い、

ムリだと思う条件をすべて可能にするように、

整ってしまう。

そして師が現れるといいます。


有限の才能を無限に発揮する道。

そこは不実行や万能感や快楽だけでは、

到底辿り着けない場所。


青春期は、その道に進むための大事な通過儀式。


妙なアイデンティティーや、

それによって起こる歪んだ喜怒哀楽などに、

いつまでも引っかかっている暇はありません。


命の時間も有限であることを忘れないでください。









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