ときおりクライアントさんに、
他のカウンセリングと違ってますねと、
言われることがあります。
精神疾患を長期化させていたら、
沢山のカウンセリングルームを訪れていることだろうと思います。
そのような言葉で、
ふと我に返る機会を与えてもらっていると、
感謝しています。
別に意識して違っているわけではありません。
おそらくそれは、
行法で身につけてきた心理の紐解きだからだと思っています。
その場で説明するとなるほどと納得されます。
笑いが出てお互いに信頼感が生まれます。
それがちょっと嬉しい♪
同情と愛情の違いについてのやり取りをご紹介します。
同情では最良の選択は出来ません。
愛情ならけして同情なんてしません。
↓
愛情なら、
相手の退行(赤ちゃん返り)を、ゆるすだろうかと考えてみてください。
同情なら退行(赤ちゃん返り)をひたすらゆるすでしょうね。
なぜならそれは同情だからです。
同情だけでは、人は育たないことを知っているのが愛情です。
↓
愛情ならけして同情なんてしません。
なぜそのように感じているのか、冷静に見抜いて気持ちを受け止めます。
その人とけして同じではないけれど、
共に感じてみるからこそ、そこからどうするのか。
見守りながら次を考えています。
その人が退行することなく前進していけるように、
今必要なことは何か考えてます。
説明を終えると、
「同感だったら同じだから、考えに及ばないってことですよね」と、
クライアントさんが導き出しました。
さらに、
「人に何を求めてたのか、わかった気がします」と、
自分の心の中身を臆せず表に出してくれました。
同感と共感では大きな差があるんだよねぇと付け加えると、
うんうんと大きくうなずいていました。
これ以来「愛情好き」に大きく軌道修正。
目覚ましい成長を遂げておりますwwww
気づく面白味を得ると、
人はどんどん変わっていくと語られてます。
私はただそれを信じて、
カウンセリングをしているだけです(*'ω'*)
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