2022年11月25日金曜日

自分の望みをなぜ出せないのだろう!?

 

外側を中心にした法則が土台。

持ってしまうと、

主体性を持ち、積極的に何かをする行動がとれなくなり、

誰かが責任をとってくれる状況を求めるようになります。


次に現れてくる法則が、

察してもらおうとする行為です。


欲望を持ったら、

ある雰囲気を漂わせ、

他者の想像を仰ぎ、

相手に決断させて、

それを動機に行動したと持っていこうと考え出します。


何かあれば、

「だってあの人に言われたからです」と言えますから。


たとえ気づいてもらえない場合でも、

この考え方なら、

相手の無頓着のせいにできます。


考え出した本人にとっては、

非常に有益な考え方に思えます。

それでまたもや’定番の法則’が強化されます。


例を挙げておきましょう。

考えたくないなぁ、

早く切り上げて帰りたいなぁ、

この仕事やりたくないなぁ、

お休みしたいなぁ、

食べたくなぁ、

断りたいなぁなどとなったとき、

自分の口でハッキリ言わずに、

雰囲気をつくって、

相手に察してもらおうとします。


こうすればいいんじゃない?

帰ったほうがいいんじゃない?

この仕事は無理そうだね?

休んだほうがいいんじゃない?

無理しなくてもいいよ?

やめとこうか?

と、相手が切り出してくれるのを待ちます。


その言葉をきっかけに、

「じゃ、それにします」と動きます。

法則にピッタリ合っています。


この法則の核心は、

どんな状況でも自己を有利にする目的が隠れてます。


・強い自己保身

・自己中心性への期待

見落としがちですがお気づきですか?


使い勝手がとても良いものを見つけてしまって、

使い続けてしまうのが、

察して欲しいという行動なのですね。


これに変化を加えようとすると、

先がどうなるのかわからない不安に襲われるため、

自分でブレーキをかけます。


望みが出て来ないように後ろで働きかけているものは、

両価性のはたらき=葛藤です。


「言えない」ではなくて、

責任を取りたくないから「言わない」が本当の精神作用。


葛藤は、

喉元が苦しい、

胸が詰まったような感じがする、

頭が重い、

肩のハリ、

胃腸障害、

俯き姿勢からの背部痛や腰痛等の身体症状を伴います。


胃腸薬で葛藤まで消せません。


ここで忘れてはいけません。

葛藤は自分が起こしています。

自分の精神作用です。


今、この仕組みに気づけて良かったなぁぐらいで、

受け取ってみてください。


誤解や幻惑は、誰しも経験するもの。

ただこれも、

昔のわたしの考え方だと意味づけてみましょう。


これを機に取り払って、

新しい世界へ勇気を出してスタートです。


自分に集中しやすくなって、

自分の声が聴き出せたらいいですね。




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