2022年11月5日土曜日

ヘルパー型とサポーター型の育児の違い(ヘルパー編)

 

ヘルパー(共依存)母親と、

サポーター(自立)母親では、

精神的発達に違いがあります。


食器洗いの一件を例に説明します。


母親が、

子どもに『食器を洗ってくれる?』と希望しました。

子どもが食器洗いをやり終えたところです。


・ヘルパー(共依存)母親の家庭の場合


母親は子どもの食器の洗い方に不服です。

「なにこれ? 出来てないじゃない。なんでわからないの?」と顔色を変え、

子どもの行いが悪いと怒り出します。

母親自身、もっともな言い分だと思って叱責します。

それに対して子どもは、

「食器洗ってって言ったから、やっただけじゃない」と言い訳してきます。

食器洗いに限らず、こんなやり取りが常日頃起こります。


母親の行動を掘り下げます。

食器洗いをお願いするとき、

『母親と同じような洗い方に収まること』を想像しています。


①親子を同一化、同意しているものと錯覚してます(線引きなし

②母親は、頭の中でこうなってほしいと計画しています(妄想計画

③子どもをコントロールして、心の充足を図ろうとしています(支配

④想った通りにならなくて不服です(憤怒する

⑤否定・批判を繰り返し従わせようとします(他責


子どもの行動を掘り下げます。

食器洗いをお願いされたのが発端です。

しかし、

『どのように』食器を洗ったかは子ども自身の責任です。


ここで子どもが気の毒なのは、

そのことに冷静に向き合うことよりも、

母親が怒って感情をぶつけてくるので、

自我を守る防衛機制のほうが優勢になり、

母親が悪い(他責)という状況に至ってしまいました。


最終的に、

子どもは責任を押し付けられて、

退行欲求を隠し持ちながら、

イヤイヤでもやらなければならないと強迫症状を覚えます。

結局、

怒られないように⇒怒られないためにやらなければいけないと、

浅はかな解釈と歪んだ認知に終わり、

母親に吞み込まれた状態に落ち着きます(母子一体化)。


冷静を欠いたヘルパー母親の行動によって、

子どもの知的・精神的発達が遅れます。


では、

明日サポーター型をご紹介します。

違いを見つけてくださいね。



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